同学年だけど兄妹です【東京卍リベンジャーズ】 (ページ24)

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24話ページ24

教えてもらった場所を目指すと雄叫びが聞こえもう始まっていることを悟った。

彼らの言っていた通りギャラリーも多くかき分けてもかき分けても当事者達の姿すらまだ見えない。

｢なんで東卍のやつがここにいんの｣

『あ、いやっその、遅刻です！通してください！！』

足場は悪いし人は多いし、目の前だけ見てたけどふと目線を遠くにした時、
2人の男に抑えられているマイキー君が鉄パイプで殴られているのが映りこんだ。

私は焦り、人を押しのけるのをやめ蹴り飛ばし、走り抜ける事でマイキー君の元へと距離を縮める。

押さえつける男2人ごと鉄パイプの男を蹴り倒したマイキー君だったが、座り込んでしまった。

スカジャンの奴らが大将首を取ろうと廃車の山を登る、アイツらより早くは辿り着けない。

『マイキー君っ！！』

すると黒服がマイキー君の前に立ちはだかり襲いかかる男を殴った。

殴られた男がタイミングを合わせて殴られているのを感じた。

あの男たちの自作自演？

トーマン側が彼を賛賞し勢いついた時、

｢この時を待ってたぜ、稀咲！
ツラが分かんなくなるまでぶん殴ってやるぜ！｣