同学年だけど兄妹です【東京卍リベンジャーズ】 (ページ23)

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23話ページ23

ついに今日10月31日,圭介の命日だ。

圭介が黒い特服ではなく白のジャンパーを着るようになってから何となく察しはついていた。

東京卍會を辞め、別のチームに入ったんだ。

＿＿＿＿｢どうか明日を乗り切って下さい。
どうか、死なないで……マイキー君が、悲しむから｣

昨日、そう真面目な顔で言ったのは千冬に紹介された花垣くんだ。

『死なないで、か。私もお前らに協力させろよ』

花垣くんはお祭りの時に私の強さを知ってるから一瞬迷って、千冬は女を抗争に巻き込む訳にはいかないと猛反対された＿＿＿＿

『私も圭介死なせたくないんだよね』

圭介の部屋に入っても手がかりはない、
もう最終手段だとかけてあった黒い特服に手をかけた。

やはり大きすぎてダボダボだったが、
中にジャージを着て、ベルトを全力で締めて袖も裾もまくれば動けない事もなかった。

いつも不良がたむろしてる場所に行ってもあまり人が居なかった。

｢今日の東卍と芭流覇羅の抗争武道も行ってんだよな｣

｢大丈夫かよ彼奴｣

あのお祭りの日に会ったきりの彼らが居た。

『なぁ！その抗争どこでやってんだ！？』

｢わっ、君はあの時の！てかその服装、、、｣

『ンなことどーでもいいだろ！で、どこでやってんだ！』