35話 ページ35
前回はコナンくんしか居なかったけど、
今回は他にも数人お客さんがいて、私のすぐ後にも2人組のお客さんが入ってきた。
｢今日はわざわざありがとうございます。｣
本日の試作は、と差し出された料理は＿＿＿＿。
｢カレー本来の味を楽しんでいただけるように、どちらかというと辛口に近い味で具材を最小限にしてます。
そして、辛いカレーが苦手な方にも美味しく食べていただけるように、卵を乗せてみました。｣
｢ルーとライスが混ぜてあるから食べやすいね！｣
そう、フリイダムの、織田作が大好きだった咖喱にそっくりだったのだ
手が震えるのを抑えながら咖喱を掬った匙を口に運ぶ。
溶岩でも入ってるんじゃないかと思うくらいのあの辛さはない、フリイダムの足元にも及ばない辛さだった。
｢Aちゃんどうしたの！？｣
｢もしかして辛いもの苦手、でしたか｣
なのに、織田作を思い出してしまいどうにも涙が止まらない。
『一寸、…私にはまだ辛過ぎるのかな。
織田作が…大好きだった咖喱にそっくりだから、此。』
織田作の面影にいつになったら触れられるのだろう、いつになったら死を受け止められるんだろう、
墓参りさえまだ行けていない
｢……ねぇ…A姉ちゃん、おださくって？｣
『織田作はね、私が愛してる人。
咖喱と子供が大好きで小説家になりたかった人。』
｢小説家になりたかった、ってもう諦めちゃったの？
もし良ければ新一、私の幼馴染の父親が小説家だから何か…｣
そう、善意で提案する彼女の言葉の途中で涙でぐしゃぐしゃな顔のまま首をふった。
｢……もしかして、その織田作って人は、もう…｣
『…うん、兄さんと私を置いて逝っちゃった。私には死に目にも会わせてくれなかった…残したのは言葉だけ』
((織田作は最期｢人を救う側になれ、佳い人間になれ｣と言っていた。私は人を救う側に行こうと思う。Aはどうしたい？))
佳い人間とは何だろう、私は佳い人間になれているのだろうか
そんな疑問をずっと抱えている
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らいあ(プロフ) - 文スト好きな匿名ちゃんさん» ご指摘ありがとうございます。超推理が異能力ではないことを作者は知っていますが、夢主ちゃんは超推理が異能力では無いことを知らないという設定のつもりです。なので使おうとして使えなくて「？？｣ってなってます。伝わりずらく申し訳ありません。 (11月22日 8時) (
レス) id: f70fe2c64f (このIDを非表示/違反報告)
文スト好きな匿名ちゃん - あの、本当に申し訳ないんですけど、指摘させていただくと乱歩さんの超推理は異能力じゃないので夢主ちゃんは使えないです (11月20日 15時) (レス) @page25 id: 2360b79c2a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!こちらこそごめんね。がんばって下さい!応援します! (2021年9月9日 15時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 星猫さん» 申し訳ございません、全て小さい頃に見てただけで記憶が曖昧です、、、後合作もやり方が分からないのでご遠慮させていただきます (2021年9月9日 13時) (レス) id: f70fe2c64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいあ | 作成日時：2021年8月14日 15時
