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山田side
「うぇ…;」
やっぱり、絶叫系はだめだった…。
でも、Aが絶叫系好きだから、乗らないわけにはいかないし。。
可哀想だし…。
せっかくなのに、楽しんでもらいたいよね。
「飲み物買ってくるって言ってたけど…。」
どこまで行った?
帰ってこないんですけど。。
さすがに迷子とかないですよね?
「俺も一緒に行けばよかったかなぁ…。」
『山ちゃんごめん、遅なった!!』
あ、帰ってきた。
「なんかあった?」
『ううん、薮ちゃんから電話あって、ちょっと掛け直しててん。』
薮ちゃん…?
なんで、薮ちゃん?
「そっか、何も無いならよかった。」
『ごめんな?
はい、これ山ちゃんの!』
「ありがと(笑)」
『なぁ、次どこいく?』
「んー、飯食べる?」
『あー、それもええなぁ!
何食べたい?』
「俺はなんでも(笑)
Aは何食べたい?」
『んー、なんでもいいけどピザ食べたい!』
「おけ。
じゃあ、食べに行こ。」
あんまり遅くなると、混んでくるしねー。
『もう気持ち悪ないの?』
「大丈夫、ありがとう(笑)」
『おっけ、ほなご飯食べてまた絶叫系なー(笑)』
「おい!!(笑)」
『ハハハハッ!(笑)』
やっぱり、Aには敵いません(笑)
*
Aside
『あぁ、疲れた…。』
でも、めっちゃ楽しかったなぁ…。
ほんま、楽しすぎてやばかった。
美味しいもんいっぱい食べれたし、可愛いもん買えたし最高すぎた4連休。
これでまた明日から仕事とか、ほんま嫌やわ。。
現実に引き戻された感が半端ない。
とりあえず、さっさとお風呂はいって寝よかな。
ぶ誌は明日にしよ-…。
『……あれ?』
待って。
なんで、鍵開けたのに家締まってんの?
『私、家出る時鍵かけたはずなんやけど。』
……鍵空いてる…?
『………』
めっちゃ怖いんやけど。
まぁ、ドア開けん事には家入れんし。
女は度胸。
『………』
……めっちゃ静かやねんけど。
『……!
あれ?
この靴…。』
まさか……。
*
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作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月25日 23時