Mission.112 ページ12
瑞｢まだ10歳にもなってない頃に初めて人殺したんだ｣
『それが…檜山さんだったって言うんですか、？』
瑞｢………俺の監督不行届だよ、ほんとに俺のせい｣
安｢違う、、違います、！｣
豊｢俺たち瑞稀くん達に死んで欲しくなくて、勝手に、、！｣
瑞｢だとしても。俺ら以外のもっと大人に頼むべきだった｣
"チビ達だけで後退なんて、させるべきじゃなかった"
湧｢俺…そんな任務あったの知らなかった…｣
内｢俺らその頃もうここにいましたよね、？｣
豊｢っ、上が内々に全部処理したんだ、｣
安｢あの日現場にいた人間しか詳細は知らないよ｣
深｢え…でも、作間くんや猪狩くんは知ってますよね、？｣
"俺、1回2人がその話してるの聞いたことあって…"
言葉をつまらせながら小さな声で言った深田さんは
以前大きな会合の休憩時間に、そのような任務があったこと、
今回の任務も匙投げられそうなレベルのデカい任務だと言ってたことを覚えていたらしく、
作間さんや猪狩さん？がいない頃の話だと思わなかったらしい
瑞｢俺らが話したんだ、Hは全員知ってる｣
"でもBは誰も知らないし、その当時のチビ組も誰にも話してないんじゃないかな"
その言葉に反応して、安嶋さんと豊田さんを見る
2人は小さく震えて、下を向いて黙ってて
瑞｢無理ないよ。酷かった、凄惨な現場だったから｣
ようやく死体を見慣れた頃の後方処理部隊の面々
爆弾、銃弾、血飛沫が飛び交う現場はそれが初めて
年端も行かない子供がそんな中に投げ込まれて、
見知った顔、知らない顔、それでも直前まで生きていた顔、
それらが生を失って屍となる瞬間を何度も見れば
トラウマにもなると瑞稀さんはため息混じりに呟いた
瑞｢俺が1人も取り残さず殺してりゃ檜山に殺させずに済んだ｣
平｢それからですか、檜山が笑わなくなったのって、、｣
瑞｢笑わなくなったし、強ばった表情することが増えた｣
"人を殺した上に、その友人達にもし会う日が来たなら。
大事な人を巻き込むことになる…って。
それから1度も元々いた所の友人の話も聞いてない"
元々居た所、檜山さんがここへ来る前過ごした場所、
なんの心配もなく、日の元を歩けた時代に過ごした場所
瑞｢檜山…、あの日あの場所で人殺さなかったら、
俺がヘマしてなかったら、
俺がいなかったら…あいつは今頃笑ってたよ｣
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藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
