Mission.101 ページ1
？｢__ん、_____ちゃん、Aちゃん！聞こえる！？｣
『っ、』
？｢っよし、よし、処置室運べ、！｣
鼻につく薬品の匂い、バタバタと騒がしい足音
ここ、どこ＿＿＿＿？
青｢……Aちゃん、気が付いた、？｣
『青木さん、…ここ、』
青｢…………うん、病院、｣
ゆっくりと晴れ始めた視界に映るのは
見慣れない天井と、見慣れない衣服、
でも、さっきまで嗅覚を刺激していた消毒液のような匂いは消えて
今感じるのは青木さんの香水かなにかの優しい香り
『さっき、消毒液の匂いが…』
青｢あぁ…、少し前まで傷の手当してたからかな？｣
"無事でよかった"と
青木さんは私の頭を撫でて、悲しく笑った
____待って、他の皆は、？
『っ、青木さん』
青｢ん？｣
『他の皆は、？っ、ここにいない皆は！？』
豊｢Aちゃん落ち着いて｣
『と、よだ、さん、』
豊｢皆無事だよ。まだちょっと危ない人もいるけど、｣
"ちゃんと医者の治療受けたから"
そう言って笑う豊田さんの言葉が、今は信じられない
まだ見ていない、"生きている"彼らを
まだこの目で確認していない
『…行かせてください』
豊｢え？｣
『本当に無事なら、この目で確認します』
言うが早いか、体をガバッと起こす
身体中が痛くて、動かしづらくて、
誤って、ベッドの柵から手が滑った
？｢っ、ぶね〜｣
『っ黒田さん、』
黒｢目覚めたね、良かった｣
"光成達のとこ、行くんでしょ？"
黒｢2人とも、そんな顔しないの｣
そんな顔、と評された2人の顔は、酷く複雑そうで
それでも、安否が確認したい、この目でちゃんと、確認したい
その気持ちが薄れることはなくて
抱きとめてくれた黒田さんが、そのまま車いすに乗せてくれた
青｢…ここ、3人ともいるよ｣
『っ…失礼します』
ゆっくりと開けられたドアの先
ピッ…ピッ…となる心電図の音、漏れ出る酸素の音
ベッドに近寄れば近寄るほど…その差が見えた
内｢Aちゃん…｣
『湧さんは、』
内｢さっき心電図外れた、そろそろ目覚ますって｣
『、安嶋さんは、？』
平｢あじももうそろそろ麻酔切れてもいい頃だって｣
『そうですか…良かった、』
黒田さんに、"Aちゃん"と諭されて車椅子の向きが変わる
その先には、機械だらけのベッドがあって
…檜山さんがそこにいると、わかった
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藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
