Mission.115 ページ15
あの時の、あの言葉の先はなんだったんだろう
それが気になって気になって、落ち着かない日が続いた
だいぶ深刻そうな顔してたけど、聞いていいのかな、
私が聞いて、怒られないかな
いやでも…｢Aちゃーん、(笑)｣
『え、あ、はい！』
青｢もーまた敬語！…ケーキ焼いたんだけど、食べる？｣
『っ食べる！』
青｢ふふ、今湧さんと檜山くんと深田と豊田くん以外はいるからみんな呼ぼっか｣
私の目の前でふりふりと手を振って現実世界に連れ戻してくれた青木…くん
豊田さんがいないの珍しいな…と思いながら、訓練場にいるであろう残りのメンツを呼びに向かった
内｢え！ケーキ！？何ケーキ！？！｣
安｢青木のケーキ久々だな｣
平｢俺ショートケーキがいいなぁ｣
『ふふ、急ぎすぎて転ばないでね』
ケーキと聞いた瞬間訓練を止めて
ドタバタと階段を駆け上がる3人
その後についてリビングに戻ると、
甘くてふわっとしたいい香りが鼻腔を満たして
テーブルの上には切り分けられたいちごのタルトが乗っていた
平｢タルトだ！｣
内｢うわぁ〜、、うまそ〜、、、｣
青｢今日は上出来でしょ(笑)｣
安｢っいただきます！｣
おもむろにみんな腰を下ろして、タルトを口に運び出す
…幸せそうな顔してる(笑)
青｢Aちゃんはタルト好き？｣
『うん、お兄ちゃんがたまに買ってきてくれたの』
内｢うわ！タメ口勢増えてる！｣
平｢同い年の特権だよ〜だ｣
安｢待って待ってそれはずるくね？？｣
青｢…Aちゃんは、お兄さん好き？｣
『？？…うん、好きだよ、？なんで、？』
青｢んーん、兄弟、羨ましいなって｣
"俺家族の記憶あんま無いから"
少し悲しそうな顔をして笑った青木くん
話題に驚いて固まっていると、困ったように彼は
"深田がこの間言いかけたこと、ずっと気になってたんでしょ？"
と言って、俺の話はそんな重くないからさ、と
タルトを口に運んでまた、"聞きたい？"と私に投げかけた
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藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
