Mission.69 ページ19
人気なんて一切ない僻地
半径1キロ程度を埋めつくしているんじゃないかと思う程のコンテナ
そんな場所に建てられた3階建て程度の高さのビル
至って普通の会社に見えるそのビルが、奴らのアジト
湧｢じゃあいこっか…地上は頼んだぞ｣
平｢了解、終わったら援護する｣
深｢前情報だと地下4階が駐車場、1.2.3階は普通のフロアです｣
内｢地下2階の入口が割と厳重にロックされてるっぽいから、こっち制圧したらハッキングするね｣
檜｢頼んだ。青木、退路の確保と緊急時の指示頼む｣
"わかった"と掠れた声で返事をした青木さんに
檜山さんは微笑みを返して、私に視線を向けた
檜｢…行くよ｣
『っ…はい』
その返事を合図に、ドアを壊すための爆破装置を
手に握っていた起爆装置で、豊田さんが爆破させた
安｢うわ派手〜、神経逆撫ですんじゃない？｣
豊｢派手にやらないと幹部動いてくれないでしょ？｣
安｢…それもそっか｣
鳴り物入りで現場に入った私達は
各々インカムのスイッチを入れて無言で二手に別れた
｢な、なんだお前ら、！｣
湧｢うっわ、うじゃうじゃいるだろこれ、萎える｣
深｢…どうします、？｣
さっきの爆発によって現れた、紫のネクタイの男たち
数えられるだけで5人
…下の階から来る奴らで、きっとまだ増える
湧｢…俺が片付ける｣
安｢いける？｣
湧｢いくしかなくね？｣
ニヤリと笑った湧さんは、ガチャリと音を鳴らして拳銃を取り出すと
一切迷わずに引き金を引いた
左右からまた聞こえた拳銃を取り出す音
慌てて私も取り出すと、深田さんが私の腕を掴んで
グッと自分の方に引き寄せた
湧｢あー…わり、ちょっと外したわ｣
｢は…？｣
湧｢即死、させてやれなかったからさ｣
今しがた撃ち抜いた相手を覗き込みながら笑った湧さんの顔から、スッと笑顔が消えた
あの雨の日に銃の構え方、立ち姿
その人物は、真顔で人を殺すらしい
湧｢お前らご所望の、"G"って呼ばれてる奴ですわ｣
"ご丁寧にお迎えどーも"
その言葉を聞くと同時に、4人が一斉に発砲
今の今まで言葉を発していた男たちから、何も発せられなくなった
深｢ふー…弾何発あっても足りないっすよ｣
安｢色んなとこに隠し持ってるから足りるくせに(笑)｣
檜｢…湧、次が来る｣
湧｢よーし！総員に告ぐ！｣
"死ぬな!"
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?(プロフ) - 最初から読ませて頂きました！早く続きが気になって仕方ないです汗汗 更新楽しみにしております！！ (2021年10月29日 23時) (
レス) id: 0b81454158 (このIDを非表示/違反報告)
rirariru(プロフ) - 初めまして！次の更新が待ちきれないです！大変だと思いますが、頑張ってください！ (2021年8月13日 1時) (レス) id: 1ce39f514b (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - はじめまして！続きが気になってやばいです笑 ハラハラドキドキしながら読ましてもらってます！更新待ってます！ (2021年7月31日 11時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
薇々(プロフ) - 更新が待ちきれなく最初から読み返してしまいました笑更新楽しみに待ってます:） (2021年5月30日 22時) (レス) id: 712adf8a5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - はじめまして！毎日更新まだかな？！次の展開どうなるんだろうと楽しみにしてます！ (2021年5月28日 1時) (レス) id: a744d204f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2020年12月2日 22時
