Mission.27 ページ27
檜「何考えてんのほんとに」
湧「せめて颯太とか、待機組に頼むべきだったろ」
深「本当にすみません」
安「檜山も湧も、深田にいけるか頼んだの俺だから…」
無事に任務は完了したらしく、みんな無事に帰ってきたはいいものの
檜山さんと湧さんが、ずーっと怒ってる
檜「…俺言ったよね?バディと離れんなって」
『っ、はい』
檜「なのに深田を自分から離れさせて、オマケにインカム壊れてるし…何かあったらどうすんの」
『すみませ、』
青「檜山くん!」
冷たい目で射抜かれたまま吐き出された言葉は、酷く心に突き刺さって
私の行動が、誰かを危険に晒したのかもしれない
そう思って如何に自分がやらかした事が危なかったか、猛省する他ない
湧「Aちゃんを危険に晒すことだけはするなって、言ってたじゃんよ」
安「ごめん、俺が悪い、深田もごめんね」
深「や、俺は全然、」
檜「…あんたに怪我でもあったら気が気じゃないから本気でやめて」
『え、あの…』
内「2人ともAちゃんの咄嗟の神対応にハラハラしちゃってキレてんの、気にしなくていいよ」
平「せめて褒めてあげなよ、初任務でなんの訓練も受けてないのにあんな機転利かせてくれてさ」
"Aちゃんいなかったら片方は逃してたよ"
内村さんに後ろから抱きつかれたままちらっと2人の様子を伺う
すると2人ともバツが悪そうに頭を掻いたり顔を背けたりして
青木さんにくすくすと笑われている
深「Aちゃん、ごめんね、1人にして」
『んーん、私が深田さんに行ってって言ったから』
湧「…お前らタメ口だっけ?」
『あ、任務中に怪しまれないようにって…』
檜「…竜生」
湧「ありえねぇ、おま、っ、こうしてやる!」
深「え、まって、ちょ、ああああああ」
『…これどうするべきですか?』
安「もう怒りのベクトル別方向に向いてるから、気にしなくていいよ(苦笑)」
私と深田さんがタメ口で話してることに何故かキレだした湧さんと檜山さんが
湧さんは深田さんに馬乗りになってこしょこしょとくすぐり始めて
檜山さんは抵抗できないように手を絡めとる
それを見て平塚さんと内村さんはゲラゲラ笑って
私と安嶋さんと豊田さんは巻き込まれないように少し後退して
青木さんは以外にも悪い顔をしている
『…カオス』
豊「ごもっとも」
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作者名:りーべ | 作成日時:2020年9月1日 17時