Innocent sinners (ページ3)

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Mission.3 ページ3

ズキズキと痛む首と頭を庇いながら体を起こすと

無機質で冷たい、警察が事情聴取を行うような部屋であることが分かった

？｢戻りましたー｣

深｢あ、湧くんうっちーくん平塚くんおかえりなさい｣

安｢青木と檜山は？｣

湧｢2人とももう戻ってるよ｣

湧くん、と呼ばれた陽気そうな人は黒い手袋を外しながら言った

うっちーくん、平塚くんと呼ばれた2人は置いてある椅子に跨ってクルクル回っている

？｢ごめん、遅くなった｣

声を聞いて、すぐに分かった

昨日の人、綺麗な顔した無表情の男

この人、檜山なのか青木なのか、どっちなんだろう

湧｢檜山と青木も来たし、どーすっかねぇ｣

平｢任務失敗したの俺らだしねぇ｣

豊｢俺らがもっと早く情報掴んでれば、こうはならなかったと思う…｣

内｢ていうか、今ほっぽり出したらすぐ殺されるよ｣

どんどん進む私の処分に関する話

ついていけないし、人が死んでるのに淡々と話せる理由が分からない

？｢あんた、どこまで見た｣

『え、』

？｢檜山くん顔怖い。ごめんね｣

『あ、いえ…私の兄を、殺した人達を殺したところは、見ました、』

内｢日本語ムズい！｣

安｢うっちー静かにして｣

私を気絶させたこの男が檜山で小柄な可愛い人が青木と言うらしい

檜山、という人はズイッと私に顔を近づけて冷たい目で私の視線を絡めとった

檜｢…金貰ってるし、保護責任あると思う｣

湧｢っよし！じゃあ君…Aちゃんか、しばらくここにいてもらうね｣

決まり！と手を鳴らした湧さんはにこやかにそう言った