42話 自覚 ページ44
エマ「世界を渡って……姿が変化？何のことなの？」
ナマエ「う〜ん……なんとなく分かるけど説明難……」
ナイチンゲールさんからのお返事、まぁ要するに
「ソシャゲのコラボとかで、アニメキャラの顔が少し違うことってあるでしょ？そういうこと()」
という旨のものだった。
確かに覚えがあるような、というか無いことないよな……
ナマエ「荘園に来たことで、容姿が少し変わってるけど、別人になった訳じゃないよ〜って感じ……？」
エマ「……なる、ほど？まぁAちゃんが可愛いってことだけわかればいいの！」
あれ？何の話してたんだっけエマちゃん？？？いやまぁ……楽しそうならいいんですけど……
苦笑いしていると、ルキノさんが口を開く。
ルキノ「なんだ？子供っぽく見られていたこと、気にしていたのか？」
ナマエ「いやいや、逆ですよ」
ルキノ「逆？」
ナマエ「ほらまたそれ〜〜()皆私のことなんだと思ってるんだか……ピチピチの16才でゴワスよ」
そう言った途端ルキノさんは氷つき、アントニオは長い髪を逆立て驚いた。え、その髪そんなに上立てられるの？？というかこの流れ(略)
范無咎視点
范無咎「はぁ……全く、傭兵もルキノも……！」
それに謝必安も、本当に俺がそんな……
自室へ戻る途中、頬が熱くなっていくのを感じ、自分が混乱していることに気付く。
しかし"Aに思いを寄せていると思われた"ことを気にしているのではない。"Aをそういう目で見ても不快に思わない"ことが引っかかった。
親しくなってから、そんなに経っていないだろう。
確かに良い奴だとは思ったし、何故か目で追ってしまう。
だが俺がAにそんな感情を抱くなんてことは……そう思い込もうとするが、否定しきれない自分がいる。
范無咎「あぁいや、そんな訳……」
立ち止まって首を振る、ここは中庭に続く廊下。
『黒無常さん！さっき何か言った？』
その時先日の、Aの笑顔が脳裏にチラつき、ハッとする。
……そんな訳ない。何故認めたくないのかすら分からないまま、否定し続けたかった。Aから目が離せなくなる、見つめていると胸が疼く……これがまさか、本当に──
范無咎「……なんだ、この感覚は」
恋だというのか。
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教六(プロフ) - シャーリーンさん» コメントありがとうございます！こんな作品で楽しんでいただけてとっても嬉しいです…！！只今更新頻度が最悪なことになっておりますが、良ければ気が向いたときにでも覗いてください……！ (2023年3月22日 10時) (
レス) id: a8f6fe50f3 (このIDを非表示/違反報告)
シャーリーン(プロフ) - 前作を読んで飛び上がりなから参りましたどうもこんばんにちは(？？？)黒無常ｻｧﾝ落ちﾃﾞｽｶ最高ですか神ですか神でしたね失礼しました(土下座)ヤンデレエマたそ尊いし可愛いしムジョリータパイセンかっけーしかわよいし発狂して良いですかはい我慢します() (2023年3月21日 23時) (レス) @page30 id: 0f01db0546 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - nonちゃん丸(＾ω＾)さん» コメントありがとうございます！抑えてるけど実はヤンデレ発動してるエマちゃん…良いですよね(早口)前作から見てくれてありがとです！とっても嬉しいです！！ (2021年11月26日 0時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
nonちゃん丸(＾ω＾)(プロフ) - 前作読んでめちゃ好きでこっちも読みはじめました！！エマちゃんの感情が良い………めっちゃ好きです！あばばばばば好き……(*´ω｀*) (2021年11月25日 23時) (レス) @page13 id: 785948bac7 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - 或芙さん» コメントありがとうございます！読んでもらえてとても嬉しいです！リアルでの生活が落ち着いけば、また更新できると思うので…ゆっくりですが頑張ります…！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2021年11月1日 18時
