貴方と星と私 (ページ1)

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☆１ページ1

チーン

　
線香に火をつけ仏壇に手を合わせる

SMカンパニーに入社した3ヶ月後

大好きなお母さんが亡くなった、、、

最初の1年は気持ちの整理がつかず仕事も覚えが悪かった。
そんな私を見離さずたくさんの人たちが支えてくれ少しずつ立ち直ることができた
今でも私の心の支えはお母さんが教えてくれたまじない

『星は勇気や力をくれる、今日も頑張ってくるね行ってきます！』

ーーーーーーー

『キム主任おはようございます。』

SH主任「お！はやいなー、おはよう」

会社の前でばったりキム主任と会った
細身のグレーのスーツを纏い、髪もきっちりセットしている主任
今日も一段とかっこいい

キム主任は私の憧れの先輩
何でもスマートにこなし取引先からの信頼も厚い
キム主任のような先輩になるには私は程遠い、、、、、

ーーーーチン

『あ、エレベーターきました！先どうぞ！』

SH「ありがと、そうだ！今日から新人が来るからAよろしくね」

『え！今年から教育担当私ですか？！』

SH「そうだよ、俺と一緒にAが教えた子たちの出来がいいって上から指名
だから、よろしくな！」

ーーーーーチン【１５階です、、、、ドアが閉まります】

『う、上から！？それって部長って事ですか？！
嘘でしょ！？え待ってくださいよ、主任ーー！』

突然決まった教育担当、、私に出来るかな、、、、
主任みたいに何もかもスマートにこなせないし、

でもやるしかない、弱音なんて言ってられない！
憧れの主任みたいに私もなるんだから！

CY「主任、A先輩、おはようございます！A先輩どしたんですか？？考え事ですか？」

SH「おはよ、さー仕事仕事」

『あ、チャニョル君おはよ、何でもないよ
そうだ！昨日の書類出来た？』

CY｢あ！出来ましたよ！後でデスクに持っていきます！｣

『OK、よろしくー』