今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:2,054 hit
小｜中｜大
どうせ、何やっても治らないのに
.
┌『治る事はない』 ページ26
.
いつからか、私は何がしたいのか分からなくなった
親は私の異変に気付いたらしく、すぐさま病院に連れていった
そこで初めて…
私が奇病を患っている事が分かった
両親は酷く悲しみ、私に抱き着いた
その抱き着かれた暖かさすら、感じなくなった
両親はなんとかして治そうと…
私を
私はそこの患者となった
医師は私に色々な処置を施した
だけど、私の病気は治らなかった
医師は、明日は別の処置を試す
と言って、病室から出た
…次の処置だって、やっても無駄
あの医師だって、本当は分かってるのに
なんで、その時間を治すために使うの
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
設定タグ：CS集 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：理願 | 作成日時：2023年6月24日 16時
