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初日は護衛の人への挨拶と、この城の主？みたいな人に挨拶を
明日の流れを聞いてから、部屋に案内して貰った
案内されたのは一番奥にある小さい窓しかない、誰も使わないような埃っぽい部屋
キングスカラー家とは全く違い、小さな部屋に床に敷かれた布団
備え付けのバスルームはトイレと一緒のようだ
「すまんなぁ、こんな部屋しかなくて」
そう言った護衛団長の表情は、目が笑っている
そうか
すぐに理解した俺は笑みを浮かべて
貴「いえいえ、お気になさらず。今日来ただけなのに部屋を用意して貰っただけありがたいです」
そう言うと団長は一瞬眉を寄せたものの愛想笑いを浮かべて去っていった
舞う埃が俺の鼻を擽り、目なんて痒くてたまらない
すぐに魔法を使って部屋を綺麗にした
それでも変わらないのは部屋の間取りと布団
仕方ない、そう思わせながらその日は平和に過ごした
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この城に来て二日目
始まったのは鍛練
ここは剣術に体術ばかりのようだ
トーナメントのようなものを組まされたが、俺の相手になるのは皆がたいの良い大人
最初の１人には勝てたもののその後はコテンパン
「良くこんなチビを送ってきやがったな」
小さく聞こえる声には聞こえない振りをして
明らかにおかしい鍛練にも気づかない振りをして
目の前のことに集中した
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入浴の時間
大きな浴場で時間ごとに数十人ずつ入っていく
大人ばかりに埋もれて隅の方で入浴していれば
「名前って言ったよなぁ」
貴「‥はい」
「ちょっと面貸せよ」
そう言ったのは数人のニヤニヤした大人
手を引かれて脱衣場に出される
「思ったより綺麗な顔してんじゃねぇか」
「髪も綺麗だなぁ‥、伸ばせばもっと良いんじゃねぇか？」
「ふは、これで当分困らねぇ」
そんな風に話ながら、俺の素肌をゴツゴツした手が滑っていく
頭の中で五月蝿く鳴り響く警告音
腰に巻いていたタオルはいつの間にか俺の両手首を拘束して、手を動かす度にギリギリと痛む
「楽しませてくれよォ？可愛い子チャン」
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ただのD判定の人。(プロフ) - あ、ごめんなさい！色々と間違ってました！下のコメ忘れてください！((え (2020年8月19日 18時) (
レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ただのD判定の人。(プロフ) - なんか表示されてるのが名前になってます... (2020年8月19日 18時) (レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるこ氏(プロフ) - 大好きです、、久々に泣きました、笑この作品を作ってくださりありがとうございます、、！この作品に出会えてよかったです、！頑張ってくださいね、応援してます！( ^ω^ ) (2020年8月19日 4時) (レス) id: f3351ce51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2020年8月3日 17時
