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レオナ様の世話をするのは日替わり
ジャックがサバナクロー寮だったから、レオナ様の世話がある日の前はお泊まり会をして、勉強会をしている
昨日の夜もジャック君とお泊まり会をして、レオナ様の朝食を作るついでにジャックの分も作る
レオナ様が嫌いな野菜は入れずに、朝だけど肉料理だけ
朝食を作る途中で目覚めたジャックをシャワーに見送ってから料理を手にレオナ様の部屋に入る
まだ寝息を立てている彼の散らかった部屋を片付けていれば、机の上に立て掛けられているのは昔の俺とチェカ様とレオナ様が写る写真
なぜ俺が写ってるのを‥？
そう思いながら写真立てに手を伸ばそうとすれば
「おい」
なんて声がかけられて肩を跳ねさせる
レ「何してんだ」
貴「あ、‥いや、その」
不機嫌そうに眉を寄せて、見詰めてくる
目をそらしながら、自分が傷つくことなんてわかっているのに、動く口は止められない
貴「俺‥、似てますか、この人と」
そう言うとレオナ様は、目を見開いた後
ガシガシと頭を掻いてから
レ「ああ」
なんて短い返事
溢れそうになる涙が流れないように、耐えながらレオナ様に食事を出した後教室に向かった
.
それからどれくらい経っただろうか
学園ではなんだか怪我人が増えている
ジ「御前って地毛、金髪なんだな」
貴「え、ああ‥うん」
伸びてきた髪はこの季節には暑くて、近頃またクルーウェル先生に気って貰おうと思う
貴「そういえば、ジャックもマジフト出るなら気を付けなきゃ駄目だよ」
ジ「は？」
貴「え？だから‥」
ジ「いやいや待てよ、御前何も知らねぇのか？」
貴「なにが？」
大きな溜め息を吐いたジャックはもういい、なんて言ってその話を切り上げた
なんだよーなんて言ってふてくされながら、今日もまたレオナ様の世話に向かう
いつもと変わらず洗濯物を畳んだり箒がけをしたり
レ「もう当分の間は来なくて良い」
貴「‥え？」
レ「聞こえなかったか？」
貴「あ、いや‥」
「もう当分の間は来なくて良い」
もう一度告げられた言葉は、俺の胸に重く重くのし掛かった
俺が本物の名前なのに
一緒に昼寝をしたのも、レオナ様の秘密を知っているのも俺だけなのに
人間だった俺と、今の中途半端な俺を重ねて、やっぱり違うかったなんて思わないでよ
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ただのD判定の人。(プロフ) - あ、ごめんなさい！色々と間違ってました！下のコメ忘れてください！((え (2020年8月19日 18時) (
レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ただのD判定の人。(プロフ) - なんか表示されてるのが名前になってます... (2020年8月19日 18時) (レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるこ氏(プロフ) - 大好きです、、久々に泣きました、笑この作品を作ってくださりありがとうございます、、！この作品に出会えてよかったです、！頑張ってくださいね、応援してます！( ^ω^ ) (2020年8月19日 4時) (レス) id: f3351ce51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2020年8月3日 17時
