遠い雨の日 ページ1
一番最初の記憶は、手を振る男の人と女の人
にた、と何だか怖い顔で笑って
「また会いに来るからね」
そんな風に言った
確か女の人の名前はママで、男の人の名前はパパ
あまりよく覚えていないから、まちがいかもしれないけど
その日からどれくらいたったんだろう
少し目線が高くなった
暮らしている路地裏から、町を覗けば綺麗な服に綺麗な履き物
きらきらの棒のようなものを差した同じくらいの女の子達が、楽しそうにはしゃいでいる
「ママ！これ買って〜」
「今日は駄目よ、もうすぐ雨が降るから早く帰りましょう」
ママ
そう呼ばれた女の人は、俺の記憶の中の「ママ」という人とは全く違う人だ
あのくらいの人のことはママと呼ぶんだろうか？
それなら男の人は「パパ」か
今日もまた一つ成長した
ポツポツと空から降ってくる水は、俺の体を濡らす
服も重たくなる
空に向かって口を開けて、久しぶりの水分を補給した
少しだけ、甘く感じた
.
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ただのD判定の人。(プロフ) - あ、ごめんなさい！色々と間違ってました！下のコメ忘れてください！((え (2020年8月19日 18時) (
レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ただのD判定の人。(プロフ) - なんか表示されてるのが名前になってます... (2020年8月19日 18時) (レス) id: ba2d48fc22 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるこ氏(プロフ) - 大好きです、、久々に泣きました、笑この作品を作ってくださりありがとうございます、、！この作品に出会えてよかったです、！頑張ってくださいね、応援してます！( ^ω^ ) (2020年8月19日 4時) (レス) id: f3351ce51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2020年8月3日 17時
