俺の先輩の推しは俺の相方でした。【歌い手】 (ページ11)

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@ ページ11

空流side
ｶﾞﾁｬｯ…

ドアを開けたら、そこには俺の想い人がいた。

そ「桜花先輩…！！」

『…らる君…』

そ「先輩今まで黙っててごめんなさい…。俺がそらるです。」

『らる君のバ.カっ…！』

そ「ねぇ、先輩。質問一つ。いいですか…？」

『いいよ…？？』

そ「俺じゃ…ダメですか…」

『…え？』

そ「先輩のそばに居て、先輩を喜ばせる。その役目。俺じゃダメですか…？」

『え…』

そ「俺…「桜花ニ月夜ト袖シグレ」大好きなんです。」

『え…。』

そ「だって、先輩宛てのメッセージが入ってるから…。まぁ…歌ってんのまふまふなんだけど…。」

『…っ(´；ω；｀)』

俺…ずっと隣にいたのにな…。そして…

そ「桜花、隣にいるのにな…」

『っ…(´；ω；｀)らる君のバ.カぁっ…(´；ω；｀)』

そ「桜花、君に恋したようだ。」

『…私は幸せです、もう泣かないから…(´；ω；｀)』

そ「バカ…w泣いてるじゃないですか…w」

ｷﾞｭｯ…

っ！

『ねぇ、らる君。これからも…私のそばにいてくれませんか…？(´；ω；｀)』

そ「もちろん…！ずっと大切にしますよ。お姫様。」

『(´；ω；｀)』

そ「ほら、泣き止んでくださいよ…w」

『ごめんねw(´；ω；｀)』

ガチャッ…

？「あ、そらるさん！先に来てたんですね！」

そ「まふまふ…」

ま「そらるさん…その子…。」

『あ…らる君がいつもお世話になってます。まふまふさん。』

ま「あ！そらるさんの先輩さん！こちらこそ、そらるさんがいつもお世話になってます。」

『もしかして…私達…』

ま「そらるさんの…」

ま「『お世話係？』」

そ「違ぇだろ、俺がお世話してるだろ。」

『らる君。さすがにまふk…まふさんの方がらる君のお世話してるよ。』

ま「あ…まふくんでもいいですよ…？」

『いや、本人の前ではさすがに…。』

そ「先輩、今まで俺の前では「まふ君、まふ君」言ってたのにまふまふ本人がいるからってそれはなしですよ。」

『らる君…なんでバラすの…』

そ「え、あ、バラしちゃダメだった…？」

『恥ずかしいからダメだよねぇ！？』

ま「あははw」

そ「俺の前ではあんなにまふまふのこと言ってたのに…」

ま「え、そらるさん嫉妬ですか？」

そ「そうだよ嫉妬だよ何か悪い！？」

『え、何、らる君可愛い。』

そ「可愛いのは先輩ですから。」

ま「イチャつくなら帰ってください^^*」

そ「『すみませんでした。』」

＊こうして曲のモデルとなったような子は幸せになったのでした＊