血桜に囚われてしまいました：リクエスト ページ13
水木
「くそ！なんで無関係の彼女にこんな事が出来るんだよ！！」
怒りを顕にし 木に向かって一心不乱に斧を打ち付ける彼
それでも伸び続ける根が私の手足に絡みつき、血を吸い続けた。
急激に減り始めた体内の血の影響で意識が朦朧とし、四肢は力無くだらりと垂れる
「今助けてやるからな…！絶対に死ぬんじゃないぞ！」
彼の打ち続ける斧の振動が全身に伝わる中、
ふと薄目を開けて見てみれば 幽霊族の血を大量に浴びた彼が苦しそうに咳き込んでいた
水木様、もう良いですから、逃げてください。貴方にだけは生きててほしいのです。と、力いっぱい振り絞り 掠れた声で伝えれば
彼はボロボロと涙を流しながら私の手を掴んだ。
「君を残して行けるわけないだろ…!!だから頼む、どうか死なないでくれ…」
ゲゲ郎
「おのれ時貞…！我が妻のみならずAにまで手を出すか！！」
優しい彼の顔が怒りで歪む。
下駄を飛ばし狂骨の意識を逸している内に私の元へと駆け寄り
一心不乱に私の手足から根を引き千切り、一刻も早く助けまいとする彼に
私なんかよりも奥様を優先してください。と告げれば
彼は強い口調でそれを否定した。
「その様な事を言うでないぞA！お主は我が妻と同じくらい大切なのじゃ」
その言葉に嬉しくなり 謝罪の言葉と感謝の言葉を繰り返しながら泣きだしてしまった私を優しく抱きしめ
赤子をあやすように頭を一定のリズムで優しく撫でた
「全く。こんな時まで世話の焼けるおなごじゃのう…」
鬼太郎
「お前…許さないぞ」
地を這う程に低くなった彼の声は、聞いた事が無い程に威圧的で恐怖心を煽った
腰を抜かし慌てふためいた様子で後退りし、壁にぴったりと背を付ける時貞の元へと近付き
ちゃんちゃんこを巻きつけた腕を思い切り振り下ろした。
その瞬間凄まじい音と共に壁が破壊され、奥には白目を剥き倒れ込んでいる時貞がいた。
「Aさん！遅れてすみません。今助けるので待っててください」
と言い 思わず父の面影を感じる程の怪力で根をむしり取って行き、私の事を血桜から降ろす彼に
改めて強さを実感させられた。
「怪我は無いですか？…良かった…。
まだ危ないので、取り敢えず僕のちゃんちゃんこを羽織っていてください」
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スヌーピーの干物みたい - はむさん» ありがとうございます…。楽しみにしています！体調にお気をつけてお過ごしください。 (4月3日 14時) (
レス) id: 9993be4d95 (このIDを非表示/違反報告)
はむ(プロフ) - スヌーピーの干物みたいさん» 大変長らくお待たせしてしまっていて申し訳ないです(;_;)ありがとうございます。壁ドンしてみたされてみた承りました👌🏻♡全てのリクエスト消化後、最優先で書かせていただきますね.ᐟお気になさらなくて大丈夫ですので謝らないでください🥲 (4月1日 15時) (レス) id: 53ddf7c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
はむ(プロフ) - 仮主さん» ありがとうございますÜ♡仮主様もご体調崩さぬ様お体御自愛くださいませ🍀 (4月1日 15時) (レス) id: 53ddf7c3d0 (このIDを非表示/違反報告)
スヌーピーの干物みたい - 本当にすみません。ごめんなさい。すみません。リクエストは◯になってからでいいのです。本当にすみません。次から気をつけます…。 (4月1日 8時) (レス) id: 9993be4d95 (このIDを非表示/違反報告)
スヌーピーの干物みたい - 戻ってきたぁぁぁ…。良かったです！お仕事本当にお疲れ様です。ゆっくりなさってくださいね！！お休み中、リクエスト申し訳ないです…。彼に壁ドンしてみた、されてみたをお願いできるでしょうか…？無理はなさらず、ゆっくりしてからでいいですよ！！ (4月1日 8時) (レス) id: 9993be4d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2023年12月26日 0時
