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戻れば、ベッタリとくっつく由佳に対し、
外野(特に、那緒と達先輩)が煩く声を上げた
割と紀章さんもしもんぬ先輩も楽しんでいて、
冷静に怜音は突っ込んでいた
勿論、僕も突っ込む立場で…__________


賑わっている中、
那緒が隣に座ってきて肩に頭を乗せてきた
………これでも、性別男なんだよな
女の子だったら、モテモテだったろうに((((


そう考えていると、
グリグリと頭をこすりつけてくる
猫みたいだ


A「………おけおけ、わーったよ」


2杯目はお酒…な訳もなく、
お茶のペットボトルを持ち、
ゆっくり立ち上がれば、
那緒は目をキラキラさせて、
俊敏に立ち上がった


A「後はよろしく」


男性陣(那緒を抜いて)は一気に"?"を浮かべ、
しもんぬ先輩と達先輩に至っては"あ…"と何かに気付いたみたいで、
"何ですか?"と問えば、口を開いた達先輩の口をしもんぬ先輩が塞いでは
"い、いや!何でもないよ!?"と言った


「ねぇ、早く行こ」


背中を押され、釣られるがままに退出をした


外へ出れば、いくら春に近付いているはずなのに、
物凄く…


A「さっむぅ〜!!!」


さっき、ベランダに居たのも効いたのかも知れないけど、
既に手先が冷たい…
冷え性だからしょうがない所もあるんだけどさ


同じ階の紫崎'sしか使えない専用のスタジオに入れば、
マイクとか色々設備されていた
レコーディング専用の部屋らしい
同じ階には他にも踊ることのできる部屋もあれば、
結構、紫崎家の特殊思考(職業においてのね)が反映というか、
実現されている気がする
…うん、自分で何を言ってるのかわからなくなったよ((


「いやぁ〜、寒いね」


A「でも、絶対完成させるまでに時間かかるから
早速、歌わせていただきますけど」


…本来、今日は怜音に連れ回される日ではなかった
寧ろ、休日は家に籠りたい
今日は那緒とスタジオで歌う予定だった
(僕がずっとぶっ通しでね)

けど、その時間よりも怜音が早く由佳の家に来て僕を連れ去った
他の人が目撃してたら、
誘拐と思われてもおかしくないと思う


A「_______んで、歌ってほしいのは?」


「この前、楽曲提供された曲あるじゃん?
それ、曲だけは私と怜音で耳コピして弾いては見たから、
あとは声を入れるだけ」


A「いやさ、覚えたけど…
あれ、どんな心情を乗せて歌えばいいのかわからないんだよね」


だから、きっと何回も録り直しだと思う
マジで、やばい((

▼→←▼*Kishow Side



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設定タグ:谷山紀章 , KISHOW , 男性声優
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作者名:奏人(タクト) | 作者ホームページ:https://twitter.com/Takuto_Se  
作成日時:2019年9月17日 22時

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