I、愛、哀【谷山紀章】

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紀章「…でさ、いつまで2人はくっついてんの」


飯塚「紀章、もしかして嫉妬？」


紀章「違うし！！！」


A「父親の温もり、最高です」


飯塚「Aちゃんの父親じゃないけどね」


紀章「だったら、俺にも抱き着いて！」


A「紀章さん、"お父さん"って感じしません」


紀章「少なからず、子ども作ったらお父さんにはなるよ」


…何でこの人は



飯塚「今日から、俺の家に泊まりくる？
…俺、Aちゃんの身が心配」


紀章「ちょっと、俺の彼女！！！」


A「…まだ、部屋だからいいですけど
外で、大声で叫ばないでくださいね」


飯塚「…でも、付き合うなんて俺はビックリしたな」



紀章「誰と付き合おうが俺の勝手だし、
A、可愛いでしょ
揶揄い甲斐もあるし」


A「弄られキャラじゃないので、止めてください」



飯塚「いや、弄られキャラだよね」


A「一言余計ですｯ…！」



飯塚さんも何かあれば、
僕を弄り始める
最初は、本当少なかったんだけど
紀章さんがよく弄り始めてから、
頻度が増えてきた…


これ、僕が可哀想じゃない？((



飯塚「まぁ、前置きはこれくらいにして…＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿ ＿



飯塚「で、2人共よろしくね」


作曲した飯塚さん
作詞をして次までに完成をさせてほしいらしい
…ライブは参戦できるかまだわからないけど、
できた場合の曲として発表しようということだった

ライブの期間まで、まだ4ヵ月近くある
レコーディングもしなければならない
だから、作詞も早く完成したのちに
確認して曲と共に覚え始めなければならなかった


………ライブでやらかすことがある
歌詞をド忘れすることが、ごくまれにある
本当、ライブ前には歌詞の確認を怠ってはいけないのだ


紀章「おーい、大丈夫？」


A「………多分」


飯塚「多分って…」


A「多分です」


今回も、良い曲調だった
変な感じに作詞はしたくないから、
責任は重大…
まあ、紀章さんとの共同作業だから変な感じにはならないだろう


A「頑張ろう、うん…」


改めて、心に決めると"頑張れ"と頭を撫でまわしてくる飯塚さん

A「褒めても、何も起こりませんよ！」


紀章「そう…？
より一層、できる子になってくよ
いつも」


いや、僕できない子代表なんですけど((


飯塚「楽しみにしてるね」


A「無駄にプレッシャーをかけるのよくないですよ…」


「「？？？」」

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