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«センラ side»
せ「なんか飲む？」
『要らない』
未だ涙を溜めた瞳と絡まない視線
せ「A」
『……』
せ「A。こっち向いて？」
『…嫌』
せ「お願い」
まぁ、そんな簡単にいく訳もなく、Aはこちらを向くどころか、俺に背中を向けてしまった
(ま、そうなるよな…)
せ「俺、まだAのこと好きやで」
せ「好きやから止められへんかった」
『……っ！だから！』
せ「ふったのは！……ふったのは理由があったんよ」
俺に言い返そうとこちらを振り向いたAはまた涙を流していて、心が締め付けられる
彼女の手に自分の手を重ね、上から覆うように握りしめる
俺はAの言葉を遮って話を続けた
.
.
.
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.
【ここは割愛で……。忘れた方はあの……前の方にあります！多分、1の方！】
せ「＿＿ってこと」
『な、に……それ。そんなの……！』
せ「あん時は俺がちゃんとしてへんくて、馬鹿みたいな考えであぁしたんよ。」
『今更っ………だって、だって！』
せ「傷つけたくせに守った気になって、ほんま謝っても許されんことやって分かってる。……ただ、Aが許してくれるなら……俺はまだAと一緒にいたい。もう…絶対、二度と離さへんって約束する」
これが今の俺に言える最大限の言葉だった
『……わ、たしは』
一瞬、ほんの一瞬Aの表情がほころんだような気がした
でもすぐに影が刺した…
俺ではない。誰かのせいで
せ「…今、誰のこと考えてる？」
『っえ？』
せ「勘違いやったらごめんな？……A、坂田と付き合ってる？」
俺がそう聞くと、Aは目を見開いた
驚いていると言うよりは、『バレた』みたいな顔
(やっぱりな…)
せ「はぁ……ま、そやろな。」
『ま、って！違う、違うの』
せ「違うって…なにが？」
『付き合ってない』
せ「え、でも一緒に暮らしてんちゃうん？」
『や、…えっと。ま、えまで？は一緒にいたけど…』
前は一緒に住んでて、今は違う？
ますます分からなくなってきた。
でも…坂田からは明らかに敵意を感じるから何も無い訳では無いのだろう
色々考えている時、ふとAの首元に目がいった
.
.
少し開いた胸元に、赤い花が咲いているのが見えた
せ「……じゃあさ、A」
『ん？……っ、え！』
せ「坂田やないんなら……誰に付けられたん？
このキスマ」
Aを押し倒し、少し服を緩めると簡単に見えてくる無数の痕
せ「なぁ……言うてみぃ？」
.
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LiLiKa(プロフ) - ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） さん» コメントありがとうございます！その後…久しぶりに書いてみようかなぁぁぁぁ！ (7月3日 13時) (
レス) id: 5f05194811 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (7月2日 21時) (レス) @page29 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LiLiKa | 作成日時：2021年4月20日 20時
