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日常 ページ3

«you side»



さ「Aー、起きてーー!」


最近、この元気な声で目を覚ますことが多い

私が起こしに行くこともあるけどね

私たちは二人とも朝が弱い

だから、先に起きたどちらかがもう片方を起こしに行くのが当たり前になっていた


『いや、まだ、眠い…………』

さ「だめや!俺お腹すいたんや!はよ起きて朝ごはん作って!」


ねぇねぇねぇと体を揺すってくるのでもう寝られない


『わか、った。わかったから……』


欠伸をしながら起き上がり、ぐーんと伸びをする


さ「早く!早く!」

『うんうん。ちょっと待って、着替えるからね』


そう言うと、わかった!と良い返事が返ってきた

しかし、その割に部屋から出て聞こうとしない彼


『ねぇ………そこに居たら着替えられないんだけど』

さ「ええやん別に、今更やろ?」

『それとこれとは話が違うの!』


悪びれる様子もない彼を無理やり部屋の外へ追い出す


━━━━
━━━━━━━
━━━━


やっと着替えて部屋を出ると、ふくれっ面の彼が待っていた


『そんなにぷくぅ、ってしなくてもいいじゃんw』

さ「…………」


そっぽを向いて拗ねモードよのう

そーゆーところが可愛くてしょうがない


『ごめんって、機嫌直してよ』

さ「…………じゃキスして」

『どうしたらじゃあに繋がるの……』


呆れつつも、嫌では無いので彼の目の前に周り、軽く触れるだけのキスをする

すこーしだけ背伸びをして、バランスを崩さないように彼の肩に手を置いて


さ「んふふw満足」

『はいはい。早くご飯食べよ』


こんな会話をしているが、私たちは付き合っていない

悪くいえば肉体関係

よく言えば………………わかんないや

まぁ、付き合ってはいないってこと



関西弁に私よりも高い身長

昔のあの男を思い出すには十分だが、あいにく性格が全く違う

さかたんと居れば辛い過去だって忘れられると思った

だから、こうして今も曖昧な関係を続けている



長かった髪を切り、茶色く染めていた髪はさかたんに合わせて明るい赤に変えた

メイクも服も、清楚なものから可愛い系へ変えた

どれもこれも全部あいつを忘れるため



無駄に大人びたセンラとか言う元彼を………………



.

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設定タグ:年下組 , さかせん , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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LiLiKa(プロフ) - のー。さん» コメントだぁぁぁぁ!ありがとうございますぅ!いえ、バレエ経験はなくて…Googleに頼って書きましたww (2021年4月5日 22時) (レス) id: ef0b88e85e (このIDを非表示/違反報告)
のー。 - 更新頑張ってください!!楽しみにしてます!ところで作者さんはバレエ経験はあるのですか?お話の中でバレエ要素があったところがあったので習っていらっしゃるのかなと。 (2021年4月5日 13時) (レス) id: 915b0f4692 (このIDを非表示/違反報告)
LiLiKa(プロフ) - 猫築かなめさん» ふぉぉぉ!コメ来たの初めてぇぇぇ!ありがとうございます!頑張ります!!! (2021年3月13日 7時) (レス) id: ef0b88e85e (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 面白いです!続き楽しみにしてます (2021年3月12日 19時) (レス) id: 89aa2d7e53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LiLiKa | 作成日時:2021年3月6日 23時

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