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『わかりました。もう大丈夫です』
私1人が納得すればこの話は終わり
いつだって多数決で私は独りのほうだから
ス｢A…さっきの話…｣
『お互い聞いてはいけない話ですよね？聞いてしまいましたし言ってしまいましたけど…オッパ達は私が全部知っていることを知りませんから』
そう言うとスタッフは悲しそうな笑顔で私の肩をポンポンと叩きすまないと言って先に部屋から出て行った
少し私に同情でもしてくれたのだろうか…
『大丈夫…大丈夫…』
これが私のおまじない
辛くなった時はいつもあえて声に出して唱えた
どうしよいもない現実に打ちのめされ止めどなく溢れる涙
でもたとえお前はただの犠牲だと言われてもオッパ達と一緒にいさせてくれるなら私は喜んでそれを受け入れよう
どんなに現実に心や体が蝕まれようとも
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作者名：りり | 作成日時：2020年1月18日 2時
