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▽05 Hokuto ページ6
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Hokuto side
図書館で会ったAに恋をした。
長い髪と長いまつげが印象的だった。
カノジョはいたことあった。
けど、愛なんかなかった。
告白されてなんとなく付き合って。
何となく別れて。
愛が欲しいと思ったのはAが初めてだった。
告白し、付き合うようになった。
Aは可愛いし、優しいし、まさに理想。
だけど、俺にはAに隠している秘密がある。
家に招き入れることでその秘密がバレるリスクが高まる。
だけど、それも俺にとってはスリルのひとつ。
とか思いながらも、Aと過ごすこの時間が俺は好きだ。
ゆっくりしてた時間に友人が訪ねてきた。
旅行のお土産らしい。
何気ないお土産も、友人の少ない俺にとっては
俺にくれるんだ。と嬉しく思う。
ついつい話し込んでしまった。
Aの元へ戻ると眠そうに映画を見ていた。
静かに隣に来た俺に少し驚きながらも微笑みながら身体を預けた。
数分後に俺も夢の中に落ちていった。
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作者名：Li_J | 作成日時：2020年9月16日 11時
