鹿に愛され過ぎて困る！ (ページ45)

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４３！ページ45

Amin side

アミン「うあーー！！無理！絶対に無理！」

スマホの液晶画面に向かって文句を言うJK…いわゆる､､､変人。

アミン「だってぇ！？あのベクにー！？LINE！？そこから無理！」

今まではLINEのやり取り以前に
追加までもままならなかった…

なのに！さっき帰り際､､､

＿＿

『アミン、スマホ貸して。』

アミン「ん？はい」

んだぁーーここで貸したのが間違えだった！

『LINELINE…っと…おっけ出来た…見て』

Aが見せているスマホの液晶の中には
友達欄に"ベッキョン"の文字がうつっている

アミン「そっそれAのでしょ？機種同じだもんね～」

『いやいやこの状況で私のスマホにベクの名前があるの見せるか？』

アミン「えっやだ。受け入れないその事実」

『受け入れた方が身のためだと思うけど。』

ほらといってベクとのトーク画面を開いて
何やら入力しているようだ。

『よーし、送信っと…』

アミン「いや待ってちょい待ち本気で待って！は？A何してんの？！」

『まだ送信も入力もしてないから(笑)』

アミン「なんだよおおおお！！」

『そんな慌てなくても…(笑)てことで私そっちだから、ベクとのLINE楽しんで～！バイバイ！』

＿＿

てなことがあって…
今、ベクとのトーク画面と格闘中。

アミン「どうしよ…なんて言おう…いやなんて送ろう…」

〈ベク～！LINE友達追加した！アミンです、よろしく～〉

なんか馴れ馴れしい…？

〈初めまして！LINE追加しました、アミンと言います、これからよろしくお願いします！〉

いや～…硬い硬すぎてもうキモイ

アミン「A～～～～～！！！助けて～～～！！」

結局、打っては消してはの繰り返しで送信はでなきなかった