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「何しに来た」
物凄く嫌そうな顔で用件を聞くグルッペン様
「許可印貰いに来たんだよ、パーティーの警備案の」
「許可する。さあ帰れ」
「ちょっと、まだ見てないじゃん。ちゃんと確認してよ」
「お前が完璧だと思うならそれが完璧なんだ」
「なんか格言風に言ってるけど中身は仕事放棄する総統だからね」
書類を押し付けあうひとらんさんとグルッペン様
そんなこともどこ吹く風と、コネシマさんは私に話しかけて来た
「なあ、ほんまに合意の上やなかったん？」
『当たり前じゃないですか！！』
「でもそれにしては抵抗してなかったし、第一膝の上に座るんはもう合意やろ」
『そんなコネシマさんルールは知りません！座れって言われたから仕方なく…！』
「キスも言われたから仕方なく？」
『っ、あれは！その、ビックリして動けなかったんです！』
「ふーん？…じゃあ俺の上座ってや」
『へ？』
「言ったら座ってくれるんやろ？ほら、はよ。」
ソファの上で待ち構えているコネシマさん
『いやです。』
「なんでやねん！言ったら座ってくれんちゃうんか！」
『…今日は、グルッペン様の猫なので』
自分で言ってから赤面する
その時、部屋が静まりかえっていることに気付いた
「A、もう一度言ってくれ」
『な…！いつの間に聞いてたんですか！？』
「いつでもいい。もう一度頼む。録音していなかった」
『しなくていいです！言いません！』
「ごめんねAちゃん、もう確認終わっちゃった」
『ひとらんさんが謝ることでは…！お疲れ様です』
「お前らさっさと帰れ」
するとひとらんさんとコネシマさんは顔を見合わせる
「どうする？」
「いやぁ〜、これは残るしかないやろ！」
「だよね」
「貴様ら帰れと言ってるだろう！仕事しろ！」
「サボってキスしようとしてた人に言われたくない」
「俺ら監視も兼ねて来てるからなぁ」
『監視？』
「おう、グルッペンが可愛すぎるA襲わへんかのな」
「だから合意の上だと言ってるだろう」
『合意してません！何しようとしてたんです！？』
「何って…キスの続きのことか？」
『味見じゃないじゃないですか！味見って言いましたよね！？』
「勿論Aの味見だが？それともなんだ、菓子の味見ならキスしていいのか？」
『そんなこと言ってません！』
2人で言い合っていると横から聞こえる話し声
「あの格好で怒っても煽ってるようにしか見えんわ」
「猫耳で顔赤くしてるとより…ね？」
ひとらんさんは味方だと思ってたのに…！
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フェルト - 伏線回収が神！うらつくで稀に見るほんとうの鬼才のお方ですね！最高です！ (2019年9月14日 10時) (
レス) id: 00cb91440a (このIDを非表示/違反報告)
RaZu@らず(プロフ) - 伏線回収が…！ありがとうございます、わかりやすいです…これからも更新楽しみに待っております！ (2019年9月6日 19時) (レス) id: a4ef94e121 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの子(プロフ) - 前作からの伏線がどんどん回収されてくのドキドキします…これからも更新楽しみにしております。 (2019年8月31日 7時) (レス) id: 54ffec1f7f (このIDを非表示/違反報告)
RaZu@らず(プロフ) - 嫉妬する総統さまが…!!!最高です……!!!!!!ありがとうございます…!!!!!!!!!!!! (2019年8月27日 15時) (レス) id: a4ef94e121 (このIDを非表示/違反報告)
琉兎(プロフ) - 主ちゃん可愛すぎっ！惚れてまう！！続きが気になるんじゃぁ！！！更新頑張って下さい、楽しみにしてます！！ (2019年8月24日 17時) (レス) id: 3584f7d8aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レック | 作成日時：2019年8月18日 3時
