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お星様 赤×桃 ページ6
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「だいき、好き」
「俺も」
「好きって言うて？」
腕に抱きついてきて、上目遣いで俺を見つめる小瀧。
…なんやろう、距離近ない？
いや小瀧はいつもそうやけど、今日は一段と近い。
「好き、やけど…、？どうしたん？なんか今日変やない？」
「そんなことないわアホ、たまには甘えてもええやろ？」
指摘すればいつもの小瀧に戻ったけど、やっぱり胸に残る少しの違和感。
それは小瀧にとったら少しじゃないのかもしれないけど。
「教えて？」
「主語」
「小瀧が変な理由」
「述語」
「小瀧が変な理由を教えてください」
俺が言い終われば、少し間を空けた後、そっぽを向いてしまった小瀧。
「次形容詞」
「なんで形容詞使わなあかんねん。
ほらやっぱり、いちいち煩いところとか変や」
「失礼な、これが通常運転やけど？」
さっきまで怒ってたのに、今度は泣きそうになりながら俺をぎゅうっと抱きしめた。
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作者名：Lewis | 作成日時：2022年3月20日 18時
