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「夏と冬、どっちが最後に残るかな。
ふゆー、なつー、ふゆー、なつー。」
あれから数年。
相変わらずあっつい春の日差しを浴びながら、
俺は一人寂しく近所のちっさい公園で花占い。
前ははまちゃんが一緒にやってくれたんやけど、今は無理やから。
「俺ははまちゃんとまた会える!!
会えないー、会えるー、会えないー、会えるー。」
なんでごめんって言ったのかもわからんし、
今どこにおるんかもわからへん。
完全に嫌われてる。
え、なんで?あれだけで俺、嫌われたん?
それだけがぐるぐる頭の中を走り回る数年間やったけど、
一人の時間も案外悪くなくて、とかはない、けど。
最後の3枚。結果が見える。
「________っ、!」
声を出してしまいそうになった瞬間、
サッと後ろから音がして、咄嗟に前屈みになって花を隠した。
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作者名:Lewis | 作成日時:2022年3月20日 18時