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あたしのテストを訓練兵のほとんどが見ていたらしく、彼らはあたしを認めてくれているようだった。
『見学したきゃ勝手にしろ』
リヴァイがテストの前に言ったあれは、『見ておけ』ってことだったのかな。
あたしを幹部として皆に認めさせるのには、彼らの目にあたしを映すのが一番手っ取り早く、しかも確実･･･
そんな風に考えそうなリヴァイを思い、あたしの胸が熱さで静かに満たされていく。
想定されるトラブルを避けるあたりのさすが感にホレボレとし、リヴァイの『リヴァイらしさ』に、あたしの胸はよろこびにふるえてしまう。
リヴァイに何かを返したい･･･
2週間ずっとついていてくれたこと、この先も湖での監視役をかって出てくれたこと、そして･･･
あたしを見つけてくれたこと･･･
狂おしいくらいの愛しさを教えてくれたこと･･･
そういうことへの感謝を表せるような何かをリヴァイに･･･、そう考えていた。
でも、全然思いつかなかった。
あたしは情けないくらい、リヴァイのことを知らない･･･
そんな今更な事実に軽くへこみながら、あたしはハンジに相談しに行った。
ハ「お礼かぁ･･･う〜ん。･･･あ、待てよ、リヴァイ、確か年末近くが誕生日だったんじゃないかな」
「ほんとに！？」
ハ「うん。来月だね。えーっと、正確には･･･いつだったかなぁ」
ハンジがごそごそと本棚から何かを取り出す。
ハ「わぁ〜、久しぶりに出すなぁこれ」
「何？それ」
ハ「名簿。これに載ってるんじゃないかなぁ。んーとね･･･リヴァイ、リヴァイ、･･･と」
指でたくさんの名前をなぞりながら、リヴァイを探す。
ハ「････お！見ぃーっけ。12月25日･･･そうそう、クリスマスだった！」
「クリスマス･･･！なんだ･･･」
クリスマスか･･･
じゃあ･･･
ケーキとか作って、一緒に食べるとか･･･したい･･･なぁ･･･
あたしは1人で妄想してしまった。
ハ「A、顔がゆるんでるよ？ちょっと赤いし。なになに？いったい何考えてるのぉ！うわ、Aヤラシィ」
「ちょ･･･！な･･･何にも考えてないよありがとう調べてくれて！じゃああたし戻るね」
ものすごい早口でハンジにいじられるのを回避して、あたしはすぐ食堂へ向かった。
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ico(プロフ) - ユイさん» ユイさん！！ごめんなさい、コメントを頂いていた通知がなぜか来ていなくて、今初めて気づきました(>人<)凄く嬉しい事を言って下さっているのに…。リヴァイに惚れて下さったなんて、もうこんな幸せなことはありません。今後ともリヴァイをよろしくお願いします！ (2017年12月20日 10時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 進撃の巨人、あまり知らなかったんですがこれを読んで原作も見ようと思いました!それとリヴァイに惚れた (2017年11月23日 19時) (レス) id: 14b416d5bf (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - さらさん» 一から読んで頂けてすごく嬉しいです！リヴァイへのお褒めの言葉、更新へのエール、ありがとうございます！絶対頑張ります！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
さら - 今日この小説見つけて、一から読みました！リヴァイ格好いいです！最高です！更新頑張って下さい！ (2017年11月15日 16時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2017年11月7日 21時
