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*
……SIDE IS エレン……
Aさんがハッとしてジャンを離す。
ジャンがよろめいて、そのまま尻もちをつく。
「手荒なことして、ごめん。･･･でもね、ジャン」
Aさんはしゃがみこんで、尻もちをついたままのジャンの目線に合わせて言う。
「リヴァイは、ホントにすごい人だよ。あなたにも、いつか分かる日がくると思う。だから･･･あたしのことを考えてくれるなら、お願い･･･強くなって。憲兵団にいても、どこにいてもいい。強くなって、あたしや他の仲間たちと、一緒に行こう･･･巨人のいない未来に」
Aさん･･･
おれは何を勘違いしてたんだ･･･
こんな人に、かなうわけないのに･･･
Aさんはリヴァイ兵長の信頼を、簡単に手に入れたと思ってた。
どこかでAさんに惹かれている自分がいて、リヴァイ兵長にもそういう感情があって、ひいきしてる･･･そんな風にちょっと思ってた。
そして勝手に羨んで･･･
バカだ、おれ･･･
全然違う。
Aさんの抱えてるものや見てるものは、おれたちの幼稚な考えなんかで推し量れるもんじゃない。
『誰かの気持ちなんて、そんな簡単に理解できるものじゃ、ないよ』
ホントだ･･･
兵長とAさんの間にあるのは、人類の未来を勝ち取ろうとする、それに立ち向かおうとする、本気の思いで繋がった信頼だ･･･
おれやジャンじゃ、
ジ「･･････はぁ」
小さくため息をつき、ジャンはあぐらをかいてうな垂れた。
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ･･･
Aさんがジャンの肩を軽くたたいてその場を去ろうとし、こちらへ来る。
やべっ･･･
おれは慌てて部屋への廊下を引き返した。
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ico(プロフ) - ユイさん» ユイさん！！ごめんなさい、コメントを頂いていた通知がなぜか来ていなくて、今初めて気づきました(>人<)凄く嬉しい事を言って下さっているのに…。リヴァイに惚れて下さったなんて、もうこんな幸せなことはありません。今後ともリヴァイをよろしくお願いします！ (2017年12月20日 10時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 進撃の巨人、あまり知らなかったんですがこれを読んで原作も見ようと思いました!それとリヴァイに惚れた (2017年11月23日 19時) (レス) id: 14b416d5bf (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - さらさん» 一から読んで頂けてすごく嬉しいです！リヴァイへのお褒めの言葉、更新へのエール、ありがとうございます！絶対頑張ります！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
さら - 今日この小説見つけて、一から読みました！リヴァイ格好いいです！最高です！更新頑張って下さい！ (2017年11月15日 16時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2017年11月7日 21時
