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*
ド「Aか。ちょうどいい。薬のことだろう、できてるよ」
「なんにも言ってないのに、すごい。お見通しですね」
あたしは薬を受け取るため、中に入った。
ド「だが、そうたくさんは作れなかった。今の君の手持ちはいくつある？」
「発作時に使う分として、5回分は、持ってます」
ド「なら、これはここに保管しておいても構わないか？」
あたしの手元にまだ薬があるうちは、他のいくつかは医務室に置いておくほうが、万一のときを考えれば最善と言える。
ドクターの考えが、手に取るようにわかった。
「そうですね、･･･そうして下さい」
「薬の手配が難しい今は特に、できるだけこれを使わないで済むようにしたいところだ」
「はい。あれから鍛えなおして、かなり身体が仕上がってきています。以前ここにいた時のように、これからも鍛え続けます」
ド「A、体は永遠に若くいられるわけじゃない。いつまでも、その体力や筋力を維持できると思わないことだ。過信が一番あぶない」
「････覚えておきます」
あたしは静かに医務室を出て、小さくため息を吐く。
そうか･･･
ずっと鍛え続けるつもりだったけど、あたしもいつかは中年になって、おばあちゃんになる。
その頃にはもっと医学が発達して、病気を完治する薬とかできていればいいのに･･･
そのとき、あたしは誰と一緒に生きているのだろう･･･
リヴァイ････あなたのそばに、ずっといられたら･･･
･･････････
ジ「Aさん」
「ひゃ････っ」
医務室の近くに、ジャンが立っていた。
誰もいないと思っていた廊下で急に名前を呼ばれ、リヴァイのことを考えていたタイミングとも重なって、あたしは必要以上に驚いた。
ジ「あ･･･驚かせるつもりはなかったんですけど･･･」
「どうしたの？･･･あ、やっぱりどっか痛む？」
ジャンが医務室に行こうとしていると思い、そう声をかける。
さっきのエルドとの衝突で、どこか痛めたのかもしれない。
ジ「や･･･、違うんです。Aさんと話したくて」
「･･････あたし？」
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ico(プロフ) - ユイさん» ユイさん！！ごめんなさい、コメントを頂いていた通知がなぜか来ていなくて、今初めて気づきました(>人<)凄く嬉しい事を言って下さっているのに…。リヴァイに惚れて下さったなんて、もうこんな幸せなことはありません。今後ともリヴァイをよろしくお願いします！ (2017年12月20日 10時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 進撃の巨人、あまり知らなかったんですがこれを読んで原作も見ようと思いました!それとリヴァイに惚れた (2017年11月23日 19時) (レス) id: 14b416d5bf (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - さらさん» 一から読んで頂けてすごく嬉しいです！リヴァイへのお褒めの言葉、更新へのエール、ありがとうございます！絶対頑張ります！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
さら - 今日この小説見つけて、一から読みました！リヴァイ格好いいです！最高です！更新頑張って下さい！ (2017年11月15日 16時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2017年11月7日 21時
