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……SIDE IS リヴァイ……
エルヴィンの部屋を出て、オレはまず食堂へ向かった。
ジャン････
勘は悪くない男だ。
Aから聞いた話では確か、憲兵団へ行こうとしているとか言ってやがったな。
エレンとやり合って説教をした時の顔を覚えている･･･
保身の
だが、格好をつけてねぇ。
正直に生きている。
オレは嫌いじゃねぇ。
ああいうタイプは調査兵団に向いている。
人類のためだの、愛する者のためだのと口先だけでほざいているヤツより、よっぽど使える。
アイツは調査兵団を選んで正解だ。
食堂に着いて何人かの兵士を見たが、その中にはいない。
まだメシの時間には早いか。
ミ「リヴァイ兵長」
声のした方を見ると、食堂の片隅にエレンの馴染みが座っていた。
リ「お前･･･」
ミ「ミカサです」
リ「1人か」
ミ「えぇ、あまり群れるのが得意ではないので」
リ「他のヤツらはどこだ」
ミ「さぁ･･･Aさんをお探しなら、かなり前に講義室を出られたようですが」
リ「いや、Aじゃねぇ」
ミ「え、じゃあ誰を･･･」
ミカサが驚いて聞き返す。
リ「アイツだ、エレンと仲のわりぃ」
ミ「･･･ジャン」
リ「あぁ、見かけたらオレのところに来いと伝えておけ」
ミ「わかりました。･･･兵長、あの」
食堂を出ようとしたオレをミカサが引き止めた。
リ「なんだ」
ミ「その足･･･」
リ「大したことはない」
ミ「軽率でした。冷静さを欠いて･･･」
リ「エレンを守ろうとするお前のブレることのねぇ
ミ「リヴァイ兵長･･･。はい」
ミカサは強いまなざしを見せて頷いた。
コイツのズバ抜けた身体能力とメンタルは、エレンを生かすためのカギになる。
オレはそう思っているからこそあの時、少々無茶をして女型の手からコイツを守った。
もう特別作戦班のいない調査兵団にとって、能力のあるヤツは新兵であろうが何であろうが選んでられねぇ。
オレは食堂をあとにし、宿舎の中をぐるりと歩いて吹き抜けのホールで足を止めた。
チッ･･･
どこへ行きやがった･･･
一旦、自室に戻るか。
ミカサから伝言を聞いてアイツがオレの部屋を訪ねてくるかもしれん。
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ico(プロフ) - サニーさん» 嬉しい声援ありがとうございます(^^)/ 更新がんばります！ (2018年7月23日 21時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 続きが気になる作品なので更新頑張ってください！q(^-^q) (2018年7月22日 20時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年7月4日 11時
