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少しして、リヴァイの足音と振動が止まった。
どこかに着いた･･･？
あたしはずっと目を閉じてリヴァイに掴まっていたから、廊下をどう進んだかわからなかった。
ガチャ。
リヴァイがどこかの扉を開く。
あたしはやっとリヴァイの首元から顔を上げ、目を開いてみる。
リ「ここに来ようとしてたんだろ」
リヴァイの部屋･･･
リヴァイはあたしをそのままベッドへと運んだ。
ぽす･･･
静かにあたしを下ろして、
リ「ペトラから順調に回復してると聞いてはいるが、どうだ。お前の感覚的には」
リヴァイが身体を気にしてくれる。
「うん、もう平気」
リ「身体は、てとこだな」
「･･････？」
リヴァイ･･･？
リヴァイは食器棚を開けてグラスを2つ出し、水差しの飲料水を注いだ。
差し出されるグラスを受け取り、
「ありがと」
水をゆっくりと喉に通す。
リヴァイは、テーブルの
リヴァイ･･･何か気づいてるんだろうか･･･
『身体は、てとこだな』
その言い方が、気になった。
ベッドではなくテーブルのほうの椅子に腰掛けているのも、何となく距離を置かれているような気がする。
確かに、あたしはおばあちゃんの手紙を読んでからそれまで考えてなかったことを考え出してる。
でも、リヴァイにそれを感づかれるようなことをした覚えはないんだけど･･･
無意識に、何か言っちゃってたのかな･･･
リ「フォルカーの件、悪かったな」
「えっ･･･リヴァイは何も悪くないよ」
唐突にリヴァイに謝罪されて戸惑い、慌てて否定する。
そっか･･･それを気にしてくれてたんだ。
そう、リヴァイは悪くない。
あの時のあたしは、気が動転してた。
皆だって、家族や大切な人を失っても戦ってるのに、自分だけそれを放棄して悲しみに暮れているなんて、状況判断を誤っていたばかりか、幹部としての自覚も足りてなかった。
リ「フォルカーを置いていくと決断した事は間違っちゃいねぇと思っている。ただ･･･お前の中でそこまで割り切れないものがあると、見通すことができなかった」
「違う･･･あたしの自覚不足･･･」
リ「それがあったにせよ、オレが気づいてやれなかったことで結果的にお前の孤独感を強くしちまったんじゃねぇのか」
「リヴァイ･･･」
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ico(プロフ) - じゅりさん» リヴァイをお褒め下さりありがとうございます！！最初っから見て頂けてめっちゃ感激です！続きがんばりますね(^^)/ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 最初っから見ました！！リヴァイがかっこよすぎてニヤニヤものですww続き楽しみにしてます！頑張ってください´`* (2018年3月22日 22時) (レス) id: 9e6c1be654 (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - アルナさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！楽しみにして下さって幸せです！がんばります！ (2018年3月6日 11時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
アルナ - すごく面白いです！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2018年3月5日 22時) (レス) id: cf605af29c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年3月3日 15時
