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「サークルもさ、たまたま知り合いの先輩が居たから無理やり入れてもらった。俺らが入ったらやっぱりうるさくなるの分かってたんだろうな、結構渋られた。」
「そしたら、俺も少しはAの視界に入るかなって思ったんだ。でも同じ時期に入ったジェシーときょもはAとすぐ仲良くなったのに俺とは全然で…、ちょっとショックだった。」
………違う。それは他の女の子みたいに樹くんに溺れたくなかったから。
樹くんに関わった女の子がみんな彼に惹かれる理由を私も分かってたから。
苦手って思い込ませて、関わらないようにしてただけ。
私は樹くんの思ってるような女の子じゃない。
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作者名：まかな
| 作成日時：2020年10月18日 20時
