甘いあの子 ページ1
.
「Hey, sweetie. 今日ウチくる？」
廊下から、私の教室にむかって
大きな声で私を呼ぶジェシーくん。
いや、声大きいな。ほんと。
「え、A、スイーティーって呼ばれてんの？」
どういう意味？なんてユーナに聞かれて苦笑い。
『ただの愛称だよ、あだ名と同じ感覚。意味なんてないよ？』
ってユーナには言ったけど…
sweetieだけじゃなくて、babeやsugar…、
もっと機嫌のいい時はkittenって呼ばれるなんて
口が裂けても言えない。
廊下の方からこちらを伺うジェシーくんに『そのつもりだったよ〜。』って返事したら満足そうにニンマリ笑って自分の教室に帰って行った。
後ろの方で笑いを堪えきれてないモリはもう無視。
からかわれるの目に見えてるもん。
「ジェシー、付き合うようになったらあからさまに牽制してるな。色んな男に。」
ほら。プププ、なんて笑い漏れてるから。
『ジェシーくん、2人のときには全然良いんだけどみんなの前で sweetie はちょっと恥ずかしい。』
「えぇー？なぁんでよぉ。俺の中でAとかAちゃんって呼ぶのと同じ感覚なんだけどなぁ。」
『………ぅーん。でもあんまり大きな声で言わないでね、さっきもモリが意地悪言ってきたから。』
「そうなの？俺がこんど慎太郎シメとくからね、ごめんね？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1972人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まかな(プロフ) - ポルさん» こちらこそリクエストありがとうございました！ご期待に添えていたなら幸いです！ありがとうございます、是非読んでみてください(*´-`) (2020年10月20日 6時) (
レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
ポル(プロフ) - リクエストに応えて頂いてありがとうございます！！相変わらずキュンが止まりませんでした笑2人が可愛すぎて(o^^o)樹くんの新作もぜひ読ませて頂きます！ (2020年10月20日 1時) (レス) id: e5a0f78b99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まかな
| 作成日時：2020年10月17日 6時
