トリコ【完】

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『うん…だから、なんか男の子はやっぱり大きい方が良いのかなみたいな、。』



「いや！待って！マジで誤解！」



『ちゃんと台本があるってこと分かってるんだけど、どうしても嫉妬しちゃって…。どう頑張っても私にはないから…、えっと…、だから…、、』



「待って、待って待って！え？これなに？俺、自惚れていいの？」


テンパりつつも状況整理しようとしてる樹くんに少し笑いそうになる。



　






『あとね、北斗くんから聞いたんだけど4時間もあれば女の子落とせるんでしょ？』



「いや、待って。ほんと…、何言ってんのアイツ。」



『なんか納得したって言うか…、うん。4時間もかかんなかったかもしれない、わたし。』



「ちょ、ちょっ、は？なに、ドッキリ！？GP？モニタリング？」



『なんでそうなるの(笑)』



「ぜんっぜんそういう感じじゃなかったじゃん、Aちゃん。」



『それは…、まぁ…気持ちにセーブかけてたし…。樹くんアイドルだし…、私もまだまだこれからだから本当に良いのかなって…、』




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