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「御朱印ってさ、見返したときにお参りした時の情景がブァワーって蘇るんだよね。景色もだけど匂いとか、色とか、気持ちとか全部。そういうの大事にしたいなって。」



『そうなんだ…、神様が過去も大事にしなさいって言ってるのかな。過去があっての今だよ、みたいな。』



「フフ、そうかもしれない。初心忘れるべからずってね。」









呑気な とぼけた王子様だと思っていたけど
彼の奥底には得体の知れないプレッシャーや、責任があるんだろうな。






それに負けないよう、彼は呑気なふりをしているだけなのかもしれない。



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作者名:まかな | 作成日時:2020年10月21日 6時

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