2028.06.27 ページ44
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『お待たせ、待った？』
「いや、大丈夫。俺も今来たとこ。」
『素敵な雰囲気のお店だね。料理も美味しそう。』
「うん、舘さんが教えてくれたんだ。良い雰囲気のご飯の美味しいお店教えてって。」
なに飲む？
なんてメニューを開いて見せてくれる。
今日はまいの25歳のお誕生日だから今日くらいは私がホストになりたかったのにな、なんて思ったけど
好意を無碍にできないし、まいに全てお任せした。
『料理もデザートも全部美味しかったぁ。
まい、ありがとう。また来たいな、ここ。』
「俺の誕生日には毎年ここに来ようか。
もうひとつ、記念日増えるしね。」
『記念日増えるの？』
「うん、そうだよ。
……A、結婚しようか。」
ここ最近のまいは、
特に忙しい毎日で家に帰って来れる日もほんどなく
いつ準備したんだろうと思うくらい
素敵な指輪を用意してくれていた。
「受け取ってもらえるかな？」
涙で言葉が出なくて、何度も頷くとことしかできない私に指輪を通してくれた。
高校1年のときに出逢ってから今までのことが走馬灯のように駆け巡り、涙がしばらく止まらなかった。
「そんなに嬉しいの？」
なんて意地悪そうな顔をして聞いてくる。
『嬉しいよ、嬉しくないわけないよ。
まい、大好き。愛してるよ。』
「うん…。俺も、愛してる。」
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まかな(プロフ) - 杏奈さん» ありがとうございます。気持ちばかり先走り、おかしな文書になっていたりしますが、そう言ってもらえて嬉しいです。続編も引き続きお楽しみください。 (2020年7月14日 22時) (
レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 完結おめでとうございます！キュンキュンしたり笑ったりしながら楽しく読ませて頂きました。文章が素敵で引き込まれました！続編も楽しみです！これからも楽しみにしています！更新頑張って下さい！！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: aadbdb729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかな
| 作成日時：2020年7月13日 8時
