続・オカンと7人の息子達。2 (ページ6)

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『愛ちゃんは、

おばさんとチャプ行こな?』

晩御飯を食べ終わり、

洗い物をしながら、

リビングにやってきた愛ちゃんに

そう笑いかけると

愛ちゃんはコクッと頷く。

晩御飯も綺麗に食べてくれてよかった。

すると、リビングから

信ちゃんが出てくる。

信五「オカン。

洗い物、俺やるからええよ。

先お風呂入っといでや。

愛ちゃん寝たら起こすの可哀想やし」

章大「はい、愛ちゃんの服」

言われてみたらそうだ。

普段からあまり遅くまで起きてないはず。

章ちゃんが持ってきてくれた

愛ちゃんの服を受け取り

信ちゃんの言葉に甘えて

先にお風呂をいただくことにした。

愛ちゃんを抱っこして、

お風呂に向かおうとしたら

愛ちゃんが私のことを呼ぶ。

「あひるしゃん。」

『あひるさん?

ちょっと待ってなぁ～?』

お風呂で遊ぶ玩具だろう。

リビングに置いている

愛ちゃんの荷物を見に行く。

多分、鞄に入っているはず。

章大「んー?オカンどうしたん?」

隆平「忘れもんですか?」

『んー、章ちゃん

鞄の中、あひるさん入ってた?』

"あー、あったよ～"と

鞄からあひるを探してくれる章ちゃん。

章ちゃんはあひるを愛ちゃんに渡す。

章大「ポカポカになってくるんやでぇ～?」

愛ちゃんは嬉しそうに笑いながら

あひるさんを受け取る。

今度こそ入ろうとお風呂に向かう。

　

　

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