＿＿＿ ページ15
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すばる「ただいまぁー………
オカンが家事しとるってことは
たぁくん寝てるんやな」
「おかえり〜。
そやで、薬が効いてるんやろな。
熱もちょっと下がったし
ぐっすり寝てらっしゃる。」
茶碗を洗っていたら、
帰ってきたすばるくん。
スーツの上着を脱いで、
脱いだ上着は椅子に掛けて
自分は別の椅子に座る。
すばる「あ、これプリン。
みんなの買ってきたから
夜ご飯の後出したってや。」
分かったよ〜と返事をして、
洗い物を終えて、プリンを冷蔵庫になおす。
次は洗濯やな……
すばる「なんか忙しそうやなぁ」
「たぁくん、今日は甘えたさんやから
寝てる間にやっとかんと。
離れようとしたら怒られるんよぉ〜……」
苦笑いですばるくんに言うと、
すばるくんは笑って。
"まだ癖治ってないんやな"と呟く。
すばる「たぁくん、小さい時から
風邪とか病気なったら
オカンに甘えて、ずっと離れん癖あったよな」
「あったなぁ。」
小さい時、熱になったら
私に抱きついて離れなかったたぁくん。
私の膝の上に
私と向き合うように座って
ずっと抱きついてた。
降ろそうとしたら、ムッとしながら泣いて。
やむおえなく降ろしたら、
私の裾を引っ張りながらギャン泣き。
昔は寝てる間に家事をしようと
離れるだけでも駄目だった。
気配が無くなるのが分かったのか
立った瞬間、パッと目を覚まして泣いていた。
そう考えると今は起きへんし
ちょっと成長したんかなぁ。
そんなことを思いながら
たぁくんが寝るリビングの襖を開ける。
そこには起きてるたぁくんが……
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起きてる……?
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あやと(プロフ) - 更新待ってます！ (2018年1月14日 11時) (
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作者名：あいる | 作成日時：2017年9月24日 17時
