１年は組の無気力生徒。 (ページ5)

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入学の段ページ5

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庄左ヱ門「教室行かなくて良いの?」

伊助「あ、そうだった!!急がないと!!」

『えぇ、走るの?無理、ダルい』

庄左ヱ門「ほら、早く、!!」

『でもさぁ...場所知ってるの?』

「「.....................................................................」」

『え、ガチで知らない感じ?俺冗談で言ったんだけど.........』

庄左ヱ門「どうしよ、場所聞いてない、!!」

伊助「僕も聞いてない!!」

此は遅れても言い訳出来る、俺にとっては好都合だけど。

多分この二人は嫌なんだろうな、遅れるの。まぁ、確かに目立つけど.........

ん?目立つ...?、俺目立つの嫌い.........こぉれは...遅れちゃダメな奴だ。うん。

『...取り敢えずこの部屋から出る?』

庄左ヱ門「そうだね。そうしないと始まんないから」

伊助「道通りに進む?」

『庄左ヱ門おんぶー』

庄左ヱ門「自分で歩いて。もう１０歳でしょ?」

『〝まだ〟１０歳だし.................................』

?「お前ら早く教室へ行かないのか?」

庄左ヱ門「教室の場所分かんなくて...」

?「此処は１年の長屋か。...１年は組へ案内しよう」

深緑を着た俺らより明らかに背が高いお兄さん二人。

先輩、かな...............一人は、何か............失礼だけど老け顔で、もう一人は...サラストの人。

背が高いって何か威圧感あって嫌だな。

庄左ヱ門「A行くよ!!」

『え、あ、うん...』