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｢なんでだよっ！！｣
『当たり前でしょうっ！！凪がこんな小さい頃から知ってるのよっ！！あのめんどくさいしか言わないあの子を説得なんて無理ッ！！わたし、凪に嫌われることはしない主義なの。』
嫌われるのが嫌…？
本当に付き合ってないのかなんて頭にクエスチョンマークが浮かぶとその後Aが言ったことに耳を傾けた。
『それに、ついさっき初めましての人なんかの頼み事なんてきけないから。』
なるほど、たしかにと思った。
そうなれば話は早いと思った。
コイツと俺が仲良くすればいいと…。
たしかに効率は悪いかもしれないが、凪誠士郎を巻き込むには外堀からの方がいいと思った。
が、しかしそれも簡単には行きそうにはない。
『私、絶対にアンタとは仲良くなんないからッ！！』
そう、捨て台詞を言うとAと凪は教室から出ていき玲王は1人ぽつんっと教室に残った。
｢ふっ…はははっなんだアイツ！！｣
あんな捨て台詞を言われたのは初めてで初めてだからなのか百面相しているAが面白かったからなのかは分からないが玲王は1人教室で笑った。
｢あー笑ったわ。…おもしれぇやつだな｣
ひとしきり笑うと少し引っかかっていることがあったので玲王は考えた。
『サッカーをして欲しくない。』
なんで、サッカーして欲しくねぇーんだろう。
言ったてただのスポーツだし、しかも霧崎とあんな楽しそうにサッカーの話してたし普通…むしろ天才のプレー見たいと思うんだけどなぁ。
仮にも幼馴染なら嬉しいと思うけど…。
やっぱり凪のこと好きで、サッカーに凪が取られる的な奴か？……いや、そーいうタマじゃなさそうか…。
…でもあれは付き合ってる…だろ。
男女の幼馴染の距離感じゃねぇ…よな。
｢…帰るか。｣
考えても仕方の無いことだと思えば玲王は教室を後にした。
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蝶華(プロフ) - ひちゃさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいですっ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*ちょっとずつ更新して行くので見届けてくれると嬉しいです。 (2023年1月4日 7時) (
レス) id: a17d0f1e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひちゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。凪との関係性も玲王との距離感も全部最高の神作品でした、、、！無理せず更新頑張ってください！ (2023年1月3日 23時) (レス) @page12 id: abb55eea3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2022年12月31日 7時
