君の側で (ページ47)

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『ふぅ…』

「あ、おはようございます。」

半人たちが今日のための準備をしている。だが昨日のことがチラつきイラつく。

『お前ら昨日みたいな事したら喉かき切って身体中に風穴開けてやる。』

「ﾋｯ！な、なんかいつもと感じが違うんだゾ！」

「…このブーツ？って先輩のなんですか？」

『どうだっていいでしょ。レオナが止めなかったらお前ら昨日で○してたからな。』

脅しはこの程度でいいだろ。半人どもはガタガタ震えているし。

『レオナにはいつも通りに接する事。』

「「は、はい。」」

レオナがベッドから起きる。時間通りに自分で起きるなんて珍しいな。

「…ふぁ～…。ｸﾞﾙﾙ…んん"…。」

「お、おはようございます。」

「あぁ？…なんだ、もう起きてやがんのか。…スッキリした顔しやがって。こっちはテメェらのせいで寝不足だ。ﾁｯ…今日が約束の3日目だからな。結果がどうあれ、日没後はここからテメェらを叩き出す。覚悟しておけよ。」

『君たちを排除するのにレオナの手は煩わせないよ。』

半人たちは部屋を出ていった。

『さて、俺らも動くとしますか。』

「ああ、まずは寮生たちを集めろ。」

『御意。』

「お前そんなキャラじゃなかっただろ。」

『へへっ、バレた。』

ガンシューズを履き、寮服を着る。部屋を飛び出して寮生たちの窓に次々と飛び乗っていく。

『談話室に集合。朝食はきちんととってからな。』

「「「はい。」」」

『次はあの窓、っと。』

「お前らよく集まった。これからある事をお前らにしてもらう。」

『きちんと聞くんだぞ。』

「「「「「「「「「はい！」」」」」」」」」

この後モストロ・ラウンジで行う事について事細かに説明していく。