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チャイムがなりテストが終了する。
「そこまで。よく頑張ったな。これで最後のテストを終わる。」
『はぁ〜疲れた…。流石に2日続けて教えるのは堪えるよ。』
俺、よく頑張った。
「Aさん!今回のテスト勉強ありがとうございました。お陰でスラスラ解けました!」
『それはよかったじゃん。』
揺れてる尻尾が可愛いな。なんて思ってたら
「俺もよかったッスよ。…点数よかったら撫でてくれます?」
『はぁ…子供じゃあるまし、でも本当によかったら考えなくは無いよ?』
「やった!」
「んじゃ俺もいいですか!」
『ジャックんはいつもいいからここで撫でてやる。』
わしわしと撫でる。髪は硬いと思いきや柔らかくて気持ちがいい。
「あーずるーい!」
『ジャックは優秀だからね。』
「あとで思いっきり撫でてもらうッスよ?」
『で、これは「ん。」喋れや。』
今は何故かレオナに所謂壁ドンされてる所。誰か助けて。
「ジャックが優秀なら俺も勿論優秀だよな?」
『…逃げるが勝ち!』
上手く腕をすり抜け走り出す。
「テメッ!」
すごい形相で追っかけてくるけど生憎俺も豹なんで。
「どこに行きやがった。」
(ふふふ。馬鹿め俺は隠れるのが得意なんだよ。匂いも残さないから背後を取るのも余裕なほどだぜ?)
それにしても植物園は花が多いこと。
ムズッ…
(あ、これやばい奴だ。)
…クチュンッ
「(バッ)…チッ」
(あっぶねぇ〜!)
本当に花粉は天敵過ぎる。まぁでもバレなかっただけまだましd「おい。」
『ギャーーーーーー!!!!』
「なんで逃げるんだよ。」
『だってレオナいっつも寝てるじゃん!それは優秀に入らないんだよ!』
「ふーん…言うようになったな。」(ギュム)
『フギャッ!し、尻尾は掴むなっての!』
「撫でてくれるなら離してやるよ。」
結果的には撫でた。だって動物にとって尻尾は神経が通ってるから掴まれるのは嫌なんだよ。
「zzz」
そんなこと知るはずもなくただ寝てる
『ま、たまにはいいか。』
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作者名:矢印 | 作成日時:2020年5月29日 2時