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「え…は?なんで…?じゃあ、俺たちの夢はどうなるんッスか?」
「はっ。どれだけ世界が注目していようが所詮は学生のお遊びだ。お前らが目ぇキラキラさせて夢語ってんのが可笑しくて、少し付き合ってただけだろ。」
「なんで…約束は…?」
「本当の事教えてやるよ。お前はゴミ溜め育ちのハイエナで俺は永遠に王になれない嫌われ者の第二王子!何をしようがそれが覆ることは絶対にねぇ!」
「ふざけんなよ!」
『レオナ!聞いてりゃ好き勝手言いやがって!』
「A先輩!」
「そうっすよ!」「出てもらうからな!」
「あぁ!うるせぇよ!」
ぽたぽたっ…
『まずい!あれは!…クソッ!本当は使いたくないけど!
全ての絶望・苦しみを包み込む
"
Aの手にレオナの放つ魔法が吸収されてゆく。
「何をしてる!」
『くるな!来たら巻き込まれるぞ!』
「これが俺のユニーク魔法
"
皮肉だろ?何より干ばつを忌み嫌うサバンナの王子が持って生まれた魔法が…すべてを干上がらせ、砂に変えちまうものだなんて!」
『クソ…っ苦し…ッ!でもっ…倒れて…らん…ないっ!』
「A先輩の腕や顔にひび割れが!」
「まさか人間も干上がらせるってのかよ!?」
「レオナ、それ以上はやめるんだ!
"
リドルがユニーク魔法を放つも弾かれる。
「ふな"っ!?リドルの首輪がはじかれた!」
「生憎、俺は防衛魔法の成績が良いんだ。」
「くっ!」
「はは!どうだ!A。苦しいかよ。お前を干上がらせてやるよ!」
『レ…ォナ…ぅぐっ…。』
「まずい、あのままじゃA先輩が!」
「それ以上はいけない!」
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作者名:矢印 | 作成日時:2020年5月29日 2時