13 荒野の反逆者 ページ13
「ーーって訳っす。」
『そうだったんだ。』
「どこまでもめんどくさいやつだな。」
リドルがオーバーブロットしハーツラビュル寮が半壊状態。落ち着いたものの復旧に時間がかかるとこのこと。
Aは廊下を歩きながらオーバーブロットについて考えていた。
(初めて聞いた。オーバーブロットする事件なんて。)
「で、彼が期待されてるAちゃん。彼も危ないかもしれないから。特にガンシューズ履いてるから不慮の事故を装って実行されるかも。」
(ん?誰か俺について話してる?)
『どうしたのケーくん?』
「おあ!?バレてた。」
『何か企んでるんじゃあ無いよね?』
「それは…その。」
「Aさん。あなたに協力してもらえないでしょうか?」
『リドルくんが直々にお願いとな。相当深刻のようだね。』
「はい。実は…」
『成る程流れは掴めた。…?ねぇその被害者達の寮、何か変じゃ無い?』
「!?た、確かに。トレイ!ケイト!今すぐ行くぞ。」
『なんだか俺も嫌な予感がする。』
早足でサバナクロー寮に向かう。
『レオナ!お前何かしたのか!?』
「あ?なにもしてねぇよ。」
『…その言葉、信じるよ…?』
足音が遠くなりやがて聞こえなくなる。
「…すまない。俺はお前を…」
マジカルシフト当日
『…なんだか風が騒がしいな…。』
「そろそろ選手入場の時間か。」
「準備万端、いつでもいけるッス。」
「トップバッターは去年優勝のディアソムニア様だ。フッ…胸が高鳴るじゃないか。なァ?」
「シシシッ!!じゃあ行ってくるッス!」
『レオナ達遅いなぁ。あれほど時間には余裕を持って来いって言ったのに。』
「えー…コホン。ナイトレイブンカレッジ寮対抗マジカルシフト大会へご来場の皆様。」
『始まっちゃった。…まぁ時間はまだあるしいいけど。』
「選手の入場です!」
「ワーー!!」
『おうおう、歓声やべぇな。』
ディアソムニアの入場が始まった。
「ワーー!!」
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作者名:矢印 | 作成日時:2020年5月29日 2時