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『れおな!おつかれ!』

「オウ。」

『?どうしたの?』

「今はほっといてあげてください。」

『?』

「それよりレオナさんの身の回りのお世話は俺がやるっすけどAさんはどうします?俺がやりましょうか?」

「あ、それなら俺も手伝いますよ。」

「それじゃあジャックくんも一緒によろしく。」

『ごめんね。』

「謝ることないっすよ。」


「ほらレオナさん、また脱ぎっぱなしにする!」

「うるせぇなぁ…」

『じゃっく!かたぐるま!』

「いいですよ。…っと。どうですか?」

『わー!たかーい!』

(((可愛すぎだろ)))

「さて片付けは済んだし夕食の時間っすね。今日は俺が作るっすよ!」

『らぎーのごはんだ!』

「先輩椅子の高さ大丈夫ですか?」

『……ころしてくれっ!』

「まるで草食動物だな。」

『うるせー。』


夕食を取り終えた4人は寝る支度をする。

「じゃあ後は任せましたよ?くれぐれもAさんを潰さないように。」

「失礼します。」

『おやすみ!…さてねるかな。』

「…さっさと寝ろ。」

『わかってるよ。』


『スゥ…スゥ…』

「…」

Aをあやすようにレオナの尻尾が撫でる。

『ふふっ…れおなぁ。』


少しだけ空が明るくなる頃、まだ隣で寝息を立てるA。

(少しくらい…。)

尻尾の付け根をそっと撫でる。

『んあっ…』

小さくても感じるようだ。更に撫でれば喘ぐ。

『んっ…はぁっ…』

(小さいからヤれないのが気にくわねぇ。戻ったら思いっきり喰ってやる。)

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作者名:矢印 | 作成日時:2020年5月29日 2時

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