裏切り者？【The Dirty Dawg】 (ページ4)

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The Dirty Dawg ページ4

左馬刻side

乱数に集められて久しぶりに集った4人

まぁ詳しくいえばテリトリーバトルの時点で会ってたから久しぶりでもなんでもねぇけど

乱「Aを独房に入れたのは実は僕なんだよね〜」

なんていって、直ぐに一郎が怒っているのが目に見えて想像できる

案の定なんで捕まえさせたんだよなんて言ってるけどな

寂「独房の方が効率がいい……ですよね？飴村くん」

左「効率がいい？」

どういうことだという念を込めて乱数をみると

乱「独房ってね、中央区の普通のところよりも少し警備が薄いんだよね」

一「中央区の警備員がいるところよりも逃げ出せないという前提の独房の方が警備員がいないってことか」

なるほど、まぁ理にかなってはいる

左「で？いつ助けにいくんだ？道もわかんなよかよ」

乱「助けにいくのは次のテリトリーバトルの前日。ルートは左馬刻のお友達がいるでしょ？」

銃兎になんて説明しようかなんて考える

寂「前日で間に合うのですか？」

乱「うん。むしろその日じゃないと警備が薄くならないからね」

一「俺らにできることはあるか？」

乱「僕が政府のクソ女共を引き寄せて、寂雷のチームの人達に上手く道を塞いで貰うから一郎と左馬刻で助けにいってもらいたい」

急に変わる声のトーンに驚きが隠せない

むしろ乱数はこっちが乱数なのか？なんて思いつつそんな乱数の本性出させるなんてAもやるななんて感心する

一「けどAの独房はAって言ってたよな？」

乱「うん、AからZまであるよ？」

左・一郎「「は？！」」

乱数がいうことには独房のある階まではわかったが独房の地図は政府でも上層役人しかもってなくどこにいるかはわからないらしい

まぁ、仕方ねぇな

左「やれるか？一郎」

そういって一郎をみるとこちらを見つめて口角を上げる

一「誰に言ってんスか」

懐かしいなこの感覚。そう思って俺も緩む口元を引き締め俺らは解散した

左「とりあえず銃兎に連絡すっか」

あまり仲間を危ねぇ橋に渡らせたくねぇが今回は俺様も譲れない

左「Aのためにこんなにも動いてんだから少しは感謝しろよ？」

そういっていつも笑顔だったあの頃を思い出す

まったくもってあいつは世話の焼ける女だ