【潮田渚】業と仲のいい不良は渚の騎士―ナイト―でした。【暗殺教室】

カルマの時間 ページ22

？｢………｣

杉｢６時間目小テストかー｣

渚｢体育で終わって欲しかったよねって、Aどうしたの？｣

貴｢いや、そういえばアイツもＥ組だったなって｣

そう言って俺はソイツを指さした
ソイツは口角を上げながら、[いちご煮オレ]なるものを握っていた
いつ見ても美味しそうじゃない…ていうか、言っちゃ悪いけどまずそ…

渚｢？……!!カルマ君…帰って来たんだ｣

業｢よー渚君久しぶり、あとAも｣

貴｢あぁ｣

業｢わ、あれが例の殺せんせー？すっげ本トにタコみたいだ｣

業は俺達に話しかけると、殺せんせーに向かって歩いて行った

殺｢！赤羽業君…ですね？今日が停学明けと聞いていましたが、初日から遅刻はいけませんねぇ｣

業｢あはは 生活リズムが戻らなくて｣

嘘くさ…

業｢下の名前で気安く呼んでよ、とりあえずよろしく先生!!｣

そう言いながら業は殺せんせーに手を差し出した
なんか考えてるのか？

殺｢こちらこそ、楽しい１年にして行きましょう｣

そう言って業の手を握った

ドロォ

それは一瞬だった
殺せんせーの腕が溶けた…？

殺｢!!｣

烏間先生までもが驚くなか
業は、反応が遅れた殺せんせーへ、腕に隠していたナイフを突き付けた

ザ…ッッ

流石にそのナイフは空を切ったものの、その場にいる全員が驚きで口を開く事が出来なかった
そして最初に口を開いたのは業だった

業｢…へー本トに速いし、本トに効くんだ対先生ナイフ…細かく切って貼っつけてみたんだけど
けどさぁ先生、こんな単純な[手]に引っかかるとか…しかもそんなとこまで飛び退くなんてビビリ過ぎじゃね？｣

すると業はおもむろに殺せんせーに近付くと

業｢殺せないから[殺せんせー]って聞いてたんだけど…あッれェ、せんせーひょっとしてチョロイひと？｣

あ、殺せんせーイライラしてる？
顔に出るから分かりやすいな

茅｢２人ともっ、私Ｅ組に来て日が浅いから知らないんだけど、彼どんな人なの？｣

渚｢…うん、１、２年が同じクラスだったんだけど
２年の時続けざまに暴力沙汰で停学食らって…このＥ組にはそういう生徒も落とされるんだ｣

貴｢でも、[今この場]じゃ優等生だ…｣

茅｢…？どういう事？｣

渚｢凶器とか騙し討ちの[基礎]なら…多分カルマ君が群を抜いてる｣

業(逃げないでよ殺せんせー、[殺される]ってどういう事か授業えて(オシえて)やるよ)

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