5話 ページ7
…沈黙が重い
ちらりと彼を見ると
彼もまた私を見ていた
A「あの、芝健さん…」
芝健「…ん？」
A「…ん？」
芝健「さん？」
A「芝健さん…」
芝健「芝健」
A「芝健さん」
さん付けが気に食わないのか
呼び捨てにしてほしそうに自分の名前を言う彼に
私が先に折れてしまった
芝健「芝健！！」
A「芝健さん！！」
芝健「芝健！！」
A「し、芝健！！」
芝健「よし！許す！」
A「今日はありがと！」
予想以上に大きな声が出てしまった
彼は驚いて人差し指を出す
芝健「しー。声大きいｗｗｗ」
A「ご、ごめん…」
芝健「まあ、元気なのはいいことだけどね！」
A「なにそれｗ」
なんかおかしくて笑っていると
芝健は「やっと笑った！」と、喜んでいた
A「なんですか」
芝健「いや、なんかずっと見てたけど…舞台以外では苦笑いとか、愛想笑いばっかりだなーて思ってて」
A「そうかな…」
芝健「そうだよ。女の子なんだからもっと笑って！かわいいんだし！」
A「え…なんかヤダ…」
芝健「えぇｗｗｗ」
そういえば、連絡先教えてもらってないな
思い出して携帯を見た
芝健「なに？連絡先？」
A「さっきまりんが聞いといてって言ってたから」
芝健「なぁるほど。じゃあパパっと教えますか！」
連絡先を交換して
再び歩き出す
芝健「家こっちなの？」
A「うん」
芝健「一緒かもねｗｗｗ」
A「それはないでしょｗ」
こういう時に限って
変に感が当たるのだ
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彗(プロフ) - ムユさん» ありがとうございます！私もムユさんの作品みてますよ！楽しみにしてます！がんばってください！ (2018年7月9日 15時) (
レス) id: d507c4ecdc (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - 彗さんの好きです！これからも頑張って下さい！ (2018年7月9日 14時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - みいさん» わかります！尊い！可愛い！こちらこそ読んでいただきありがとうございます！！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: d507c4ecdc (このIDを非表示/違反報告)
みい - タシアが尊い！可愛い！大好き！作者も！ありがと！ (2018年7月7日 21時) (レス) id: 5e0a50fdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2018年7月3日 12時
